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日本の雑誌 ウィキペディアから
『週刊Gallop』(しゅうかんギャロップ)は、産経新聞社が「サンケイスポーツ特別版」として発行する競馬(主に中央競馬)専門の週刊誌である。
原則的には、毎週月曜日に日本各地の主要書店、駅売店、コンビニエンスストア、産経新聞取り扱い販売店で発売され、週末には日本中央競馬会(JRA)の競馬場・場外馬券売場(WINS=ウインズ)の新聞売店コーナーで発売されている。
なお一般書店・コンビニでの販売(産経新聞販売店と、ターミナルなど大規模店はこの限りに非ず)は原則として北海道・東北・関東(山梨県・静岡県含む)・近畿地方のみで扱っており、中国、四国、九州、北陸地区では2010年9月6日発売号より、また東海地方についても2022年(令和4年)4月6日発売号[1]から、インターネットによる通信販売のみの取り扱いとなった。理由として印刷コストや製紙事情、また輸送費などの高騰化などをあげており、現状の企業努力での価格維持が困難になったためとしている。このため、近畿地方と産経新聞販売店・大規模店を除く東海・北陸以西については、個別宅配による定期購読ないしAmazon.co.jpなどのオンライン書店、あるいは子会社の産経デジタルが展開する電子版『サンスポZBAT!』の有料コンテンツを利用するように呼び掛けている。
1993年10月18日、同年10月24日号として創刊[2]。スポーツ新聞発行の競馬専門雑誌ということで週末の中央競馬レースのカラーグラビアや詳細記事などを月曜日の発売時にすぐに読めるということで人気を集めている。このほか、ペーパーオーナーゲーム(POG)や日本国外の競馬・地方競馬に関連する記事、今週の重賞競走の予想記事などが充実している。またJRA所属騎手だった蛯名正義(現・調教師)、後藤浩輝(故人)らのコラムも連載されていた。
2007年5月21日発売の同年5月27日号(第74回日本ダービー特集号)から「新創刊第1号」と銘打って雑誌のリニューアルが図られた。表題「Gallop」のロゴデザインが変更され、雑誌の縦のサイズが約1.5センチメートル大きくなり、縦書きの記事がほとんど横書きに変更され、それまで右閉じ(左開き)だった雑誌が左閉じ(右開き)になった。しかし、2009年10月26日発売の同年11月1日号からもとの右閉じ(左開き)および縦書き重視の装丁になり(雑誌のサイズはリニューアル時のまま)、2015年3月23日発売の同年3月29日号から再びリニューアル、ロゴデザインをほぼ当初のものに戻した(当初との違いは「Gallop」の「G」を大きくしたこと)。
(50音順、連載終了したコーナーも含む)
多数の臨時増刊があり、『JRA重賞年鑑』『丸ごとPOG』は毎年発行されている。2000年から2002年にかけて発行された『週刊100名馬』は2002年度のJRA賞馬事文化賞に選ばれた。
また、サンケイスポーツが発行する競馬以外の増刊雑誌(プロ野球、オリンピック、将棋[3]、パチンコ「ジャンバリ」=近畿地方のみなど)も当雑誌創刊後は「サンスポ特別版」から「Gallop増刊」扱いで発行されている。
初期のイメージキャラクターは馬を擬人化した「パカランJr.」で、テレビCMでは田中星児と共演した。2011年10月、松本ぷりっつのデザインによる新しいイメージキャラクター2体が発表され[4]、公募をもとに「ジーにぃ」「ジスター」と名付けられた[5]。
2007年8月の馬インフルエンザによる中央競馬開催中止のときも、成績コーナー部分を割愛する形で8月20日発売の8月26日号は通常発行された(週刊競馬ブックは休刊)。2011年3月の東日本大震災のときの中央競馬開催中止後の3月14日発売予定・3月20日号は競馬開催の今後の見通しが不明だったこともあり、週刊競馬ブックともども休刊となっている。
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