語学教育研究所
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一般財団法人語学教育研究所(ごがくきょういくけんきゅうじょ、The Institute for Research in Language Teaching) はもともと文部省内に英語教授研究所 (The Institute for Research in English Teaching)という名称で設立された、日本の財団法人である。略称を語研(英名の略はIRLT)という。
日本における外国語教育改善のために、オーラル・イントロダクションなど音声を中心とした指導法の開発など、多くの研究や実践を積み重ねてきた。英語を英語で教えるダイレクトメソッドを実践しており、日本でもっとも古く、時代をリードする外国語教育研究団体である。1946年4月19日に財団法人として認可された。2012年4月より一般財団法人となった。
1923年(大正12年) に当時の文部省英語教授顧問ハロルド・パーマーを初代所長として設立された「英語教授研究所」が前身。パーマーが1936年にイギリスに帰国した後は、顧問であるA・S・ホーンビー (A.S. Hornby) らが後を引き継いだ。日本外国語教育改善協議会に参加している。
所長のもと、理事会、評議員会、顧問、会員などからなる。各種委員会等と各部がある。
パーマー賞委員会、市河賞委員会、外国語教育研究賞委員会、小学校外国語教育委員会、研究大会運営委員会、研究部
総務部、経理部、事業部、出版部
パーマー賞 | 1949年11月のパーマー没の報を受けた研究所は、長沼直兄の寄付を基金に、パーマーの功績を記念して設けられ、1951年に第1回贈呈式が行われた。 外国語教育の実践に優れた業績をあげた個人、学校、団体に対して贈呈される。 |
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市河賞 | 1966年に市河三喜の傘寿(80歳)を記念して、博士からの寄付金を基金として設けられ、1967年に第1回贈呈式が行われた。 広義のEnglish Studiesにおける優れた論文の若手筆者に対して贈呈され、受賞者には賞状と、市河博士の東京帝国大学卒業の際の論文のファクシミリ版が贈られる。 2016年度に50回目の授賞を行ったのを節目とし、終了した。受賞者は56名になった。 |
外国語教育研究賞 | 1996年に設けられた。通称を伊藤健三賞という。 研究所の外国語教育の基本的理念を踏まえ、優れた実践的研究論文または著書を公刊した個人、学校、または団体に対して贈呈される。 |
語研パースン・オヴ・ザ・イヤー賞 | 1993年に設けられた。 |
若林俊輔奨励賞 | 2018年に設けられた。 |
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