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北海道札幌市白石区の地名 ウィキペディアから
菊水(きくすい)は、北海道札幌市白石区の地名。同区内の西南端に位置し、豊平川東岸に接する。
札幌市営地下鉄東西線の菊水駅がある。
1871年(明治4年)11 - 12月、旧白石藩士67人が白石村に移住したが、低地を割り当てられたため翌春の水害に苛まれ、開拓使の許可を得て豊平川東岸沿いに再移住した[2]。1873年(明治6年)12月には30戸の集落「新白石村」となり、翌1874年(明治7年)に「上白石村」と改名された[2]。1878年(明治11年)、菊亭脩季侯爵が「菊亭農場」を開く[3]。
1889年(明治22年)、札幌・江別間の道路が開通して東橋が架けられると、札幌との往来が便利になった上白石村は大いに発展した[2]。1902年(明治35年)、上白石村は白石村に合併されて「大字上白石村」となる[2]。1910年(明治43年)には上白石の一部が札幌区に編入され、1950年(昭和25年)に白石村全域が札幌市と合併した[2]。
1954年(昭和29年)[2]、菊亭脩季の「菊」と豊平川の「水」にちなんで一帯は「菊水」と命名され[3]、豊平川沿いに南から順に「菊水西町」「菊水北町」「菊水上町」「菊水元町」となった[2]。次いで1959年(昭和34年)には残る地域も「菊水南町」と「菊水東町」となった[2]。
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