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『英雄伝説 暁の軌跡』(えいゆうでんせつ あかつきのきせき)は、USERJOY Technologyが開発し子会社USERJOY JAPANより運営されていたブラウザゲーム。日本ファルコムのコンピュータRPG『英雄伝説シリーズ』のひとつである「軌跡シリーズ」の10周年記念作品。ジャンルはシリーズでは初となるオンラインRPGである[1]。2016年8月31日にPCブラウザ版が正式サービス開始された[2]。
ジャンル | オンラインRPG |
---|---|
対応機種 |
PCブラウザ(Unity Web Player) PlayStation Vita PlayStation 4 PlayStation 3 モバイル iOS Android Nintendo Switch PC(DMM GAMES) |
開発元 | USERJOY Technology |
運営元 | USERJOY JAPAN |
シリーズ | 英雄伝説シリーズ |
人数 | 1人(オンライン専用) |
運営開始日 |
2016年8月31日 ・モバイル 2019年8月27日 |
エンジン | Unity |
その他 | 監修:日本ファルコム |
2016年12月26日よりPlayStation Vita版が、2017年2月22日よりPlayStation 4版、2017年4月26日にPlayStation 3版がサービス開始された[3]。
2019年8月27日にモバイルプラットフォーム版となる『英雄伝説 暁の軌跡モバイル』がiOS、Android 、Nintendo Switch向けにサービスが開始された[4]。2020年5月7日にPC(DMM GAMES)向けのサービスを開始した[5]。
2022年4月28日にNintendo Switch向けのサービスが終了[6]し、同年6月15日にPSプラットフォームでのサービスが終了[7]したことにより、コンシューマプラットフォーム向けのサービスは全て終了した。モバイル版は2023年8月23日をもってサービスを終了した[8]。
2024年6月12日をもってブラウザ版のサービスを終了した[9]。
空の軌跡シリーズ(以下『VI』)の舞台であったリベール王国、『零の軌跡』・『碧の軌跡』(以下『VII』)の舞台となったクロスベル自治州など、複数の舞台で物語が繰り広げられる。西ゼムリア大陸通商会議後のストーリーが描かれており、時系列的には、過去作である『碧の軌跡』及び『閃の軌跡』シリーズと同時期となる。
西ゼムリア通商会議終了後、ニーズヘッグの元猟兵であったナハト・ヴァイスは、ルーアン出身の元ジェニス学園生徒、クロエ・バーネットと共に、クロスベル自治州で行われている準遊撃士試験に合格し、正式に準遊撃士となる。
「暁の軌跡」では『碧の軌跡』や『閃の軌跡』などの3Dフィールドではなく、行きたい場所へクリックして移動する形式をとっている。そのため3D描写は戦闘と飛行船のみであり、他はすべて2Dとなっている。
使用可能になった後であれば原則としていつでも使え、ストーリーの進行に関わらず使用不可能になることはない。
過去作同様に行動順を主軸としたターン制のシステムとなっており、「ATバトルシステム」と名付けられている。ただし2人以上で組むクラフトは今作には存在しない。
戦術オーブメントは『碧の軌跡』を流用したシステム。ただしシステムの都合上、変更が入っている。
本作独自のシステムの一つ。各種クエストや「遊撃士戦闘訓練」、探索地攻略などをこなして、レベルアップしていくことで、新しいシステムやメインクエストが開放される。月に一度、「レベルアップウィーク」が開催され、探索地の取得分隊経験値が2倍・3倍になる。2020年12月現在の最大分隊レベルは95。
本作独自のシステムの一つ。探索やクエスト攻略、遊撃士戦闘訓練に挑戦する際に使用する。分隊レベルアップの際には、APが全回復し、APの上限が1AP増加する。「APチャージ」を使用して回復することができ、I・II・III・IV・Vの五段階に分かれている。Vのみブレイサーコイン(BC)を使用する。
主要ストーリーを進める『メインクエスト』、メインクエストの受注条件となる『サブクエスト』、1日1回で何度も受注できる『毎日クエスト』が用意されている。主に、メインクエストを進めることで、次のストーリーや次章などへと進める。メインクエスト攻略時には、分隊レベルの目標値と、遊撃士戦闘訓練の進行度、サブクエストの達成が条件となり、それらの条件を一つでもクリアできていない場合は先に進むことはできない。
実績は半永久的に存在する実績とある一定の期間(毎日・毎週・毎月)で更新される実績が存在する。実績を達成するとBC(ブレイサーコイン)やアイテムがもらえるが、特にコレクター的要素は存在しないが、スコアは存在する。このスコアは半永久的に存在する実績のみ適用される。
シリーズ初となる、ゼムリア大陸北部の公国で、大陸随一の医療先進国としても知られたレミフェリア公国をはじめ、『VII』の舞台ともなったクロスベル自治州や『VI』の舞台ともなったリベール王国が主な舞台となる。
『VI』の舞台。女王アリシアⅡ世によって治められる小国で、クロスベル自治州の南西に位置する。 北は強大な軍備を持つエレボニア帝国、東はカルバード共和国という強国に囲まれながらも、豊富な七耀石資源と高い導力器技術、そして女王の巧みな外交手段によって対等な関係を築いている。
『VII』の舞台。エレボニア帝国、カルバード共和国という2大国に挟まれ、長年領土争いの対象となってきた地域。 中心のクロスベル市は巨大貿易都市として急速な発展を遂げ、高層ビルや導力車、導力ネットワークなど新たなインフラが次々と導入されている。 だがその一方で、マフィアの存在や密貿易、違法なミラ・ロンダリングといった負の暗黒面も常に覗かせているため、「魔都クロスベル」という異名も持つ。
本作の舞台。ゼムリア大陸北部の公国で、現国家元首はアルバート大公。国土が北方に位置するため、厳しい寒冷な気候ではあるものの、森林と湖に代表される風光明媚な自然を有して おり、諸外国からの観光客が多く集まっている。 また、大陸随一の医療先進国としても知られ、セイランド社をはじめとする大手医療機器メーカーが複数存在している。
出身国籍不明。出来る限り目立たず、『平凡』第一に行動することが信条。しかし正反対の性格をしたクロエとコンビを組まされたことで信条が少しずつながらも揺らぐことに[10]。
リベール王国ルーアン地方出身。《リベールの異変》を解決した英雄(遊撃士)たちの影響でジェニス王立学園を退学、遊撃士になる。
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