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富山県を流れる二級河川 ウィキペディアから
舟川(ふながわ)は、小川の支流で、富山県下新川郡の主に入善町と朝日町を流れる二級河川である。下流部の舟川べり桜並木にチューリップ・菜の花畑、後立山連峰の風景が合わさった春の四重奏で知られる。
標高959mの負釣山を源流とし、入善町舟見のふれあい温泉辺りまで山間部を流れた後、黒部川扇状地の東端付近を北流し小川に合流する。
負釣山の源流部から年代不明・飛騨帯の花崗岩類、中世代後期・親不知層の安山岩、古第三紀・太美山層の流紋岩、八尾層群の泥岩と下って行き、平野部では黒部川扇状地の段丘堆積物上を流れている。
流域内の森林植生ではブナ・ミズナラ林が53%と最も多くを占めており、ブナ林の中に常緑広葉樹のウラジロガシ等が混ざっている。 魚類ではイワナ、カワヤツメ、シロザケ、カジカ、タカハヤが確認された [1]。
春の四重奏は4月上旬から中旬にかけて見られる、北アルプスを背景に舟川べり桜並木、チューリップ、菜の花畑の4色の景色を同時に楽しめる春の風物詩で、SNSの発信などによる広まりから2024年4月1日から17日にかけて外国人観光客2万4000人を含む総観光客数11万2500人を記録した[2]。
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