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神奈川県綾瀬市のコミュニティバス ウィキペディアから
綾瀬市コミュニティバス(あやせし - )は、神奈川県綾瀬市のコミュニティバスである。綾瀬市の鳥・カワセミ[1]にちなみ、「かわせみ」の愛称をもつ[2]。
綾瀬市内においては、市内無料循環バス「ばらバス」が運行されていた。市民文化センター(高齢者福祉会館)を起点として、午前・午後の2便が運行され、相鉄バスと神奈川中央交通が各1便ずつを担当していた。年間およそ50000人に利用され、利用者の中心は高齢者であった。
しかし、これ以外に市内を走る神奈川中央交通、相模鉄道の路線バスを含めたとしても、公共交通が希薄な地域が多く見られた。
そこで、2004年9月[3]から市が公募した市民、自治会推薦者、商工会推薦者の3者からなら「綾瀬市バス交通検討市民会議」を設立し[4]、市の公共交通のあり方について議論が行われてきた[4]。
その結果として、2005年に「コミュニティバス導入に関する中間提言」、2007年に「綾瀬市バス交通のあり方 提言書」[5]が提出された。
これらを受けて2005年11月1日から、綾瀬市コミュニティバス「かわせみ」1号車(綾瀬市役所→寺尾入口→かしわ台駅→富士塚→綾瀬市役所)の試験運行が開始された[2]。
さらに2006年11月1日から、「かわせみ」2〜5号車の4ルートの試験運行が開始され、全5ルートへ拡大された[6]。
またこれにともない、同年10月31日をもって、市内無料循環バス「ばらバス」は廃止された。廃止後の高齢者福祉会館利用者の便宜を図るため、市役所1階受付と高齢者福祉会館で無料乗継券を発行した[6]。
無料乗継券の配布は、当初は高齢者福祉会館利用者限定だったが、公共施設へのアクセス向上とコミュニティバス利用促進のため、市役所と綾瀬厚生病院の間で誰でも利用できるようになり、配布場所に中央公民館が追加された[7]。
しかし運行開始後、2006年11月から2007年10月の1年間に8899万の営業赤字を出しており、全額が市の負担となっている[8]ことが問題とされている。
正式名称は「綾瀬市内循環バス あやせばら号」。愛称は綾瀬市の花・バラにちなむ[1]。
全4ルートで、各ルート毎日午前・午後2回の運行。運賃は無料であった。
うち2ルートを相鉄バス綾瀬営業所、神奈川中央交通綾瀬営業所が運行受託していた。両社とも「あやせばら号」専用車両で運行していた(車両については#過去の車両を参照)。
市民文化センター(高齢者福祉会館)を起点とする循環路線で、綾瀬市役所、保健医療センターなどの公共施設と市内の各地域を結ぶ、福祉バス的な性格の強い路線であった。
「かわせみ」全5ルートの運行開始にともない、2006年10月31日をもって全ルートが廃止された。
行先表示はLEDを採用。系統番号の表示はなく、前面に号車(ルート)を表す数字のマグネットを装着して走行する。誤乗防止のため、数字マグネットは大型のものを使用し、ルートにより色分けされている。
「あやせばら号」時代の車両は、アイボリーホワイトの車体に、車両前面に綾瀬市の市章、側面と後面に綾瀬市の花・バラのイラストが描かれた専用車用。行先表示器(方向幕)は幕式であった。
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