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『終わった人』(おわったひと)は、内館牧子の長編小説。地方紙8紙[注 1]に2014年6月9日より連載[2]、加筆を経て講談社より2015年9月17日に刊行された[3]。仕事一筋で定年を迎えた東大卒のエリート銀行マンの定年後の悲哀を描く[4]。2015年発表。講談社文庫刊。
終わった人 | ||
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著者 | 内館牧子 | |
イラスト | 横尾智子(装画)[1] | |
発行日 | 2015年9月17日 | |
発行元 | 講談社 | |
ジャンル | 長編小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六変形 | |
ページ数 | 378 | |
次作 | すぐ死ぬんだから | |
公式サイト | bookclub.kodansha.co.jp | |
コード |
ISBN 978-4-06-219735-9 ISBN 978-4-06-293876-1(文庫判) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
田代壮介はかつて大手銀行の銀行マンであったが、子会社に出向させられ、そのまま定年を迎えた。趣味や夢もなく、これまで仕事一筋だった彼は退屈な日々を送るようになった。
壮介はスポーツジムに通ったり、図書館で時間を潰そうとする一方、職業安定所で職探しを始めるが、高学歴と立派な職歴がネックとなり、思うようにいかない。妻や娘からは、「恋でもしたら」とからかわれる始末。
大学院で文学を学ぼうと思い立った壮介は、勉強のために訪れたカルチャースクールである女性と出逢い、恋の予感が芽生える。さらに、スポーツジムで知り合った新興のIT企業社長との出会いによって、思わぬ人生の転機が訪れる。
この節には内容がありません。 (2020年3月) |
「太田胃散 presents TOKYO FMサンデースペシャル ラジオドラマ」として、TOKYO FMにて2017年3月26日の19時から19時55分に放送された[5]。
この節の加筆が望まれています。 |
2018年に中田秀夫監督、舘ひろし主演で映画化され、同年6月9日に公開された。
第42回モントリオール世界映画祭最優秀男優賞受賞(舘ひろし)[7][8]。6月9日~10日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)第4位にランクインした[9]。
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