Loading AI tools
女性が書いた日本語の文学作品に毎年授与する文学賞 ウィキペディアから
紫式部文学賞(むらさきしきぶぶんがくしょう)は、京都府宇治市と市の教育委員会が主催する、同市ゆかりの文学者紫式部の名が冠された文学賞である。前年1月1日から12月31日までに発表された、女性作家による日本語の文芸作品・文学研究を対象とする。受賞者には正賞としてブロンズ像、副賞として200万円が授与される。
紫式部文学賞 | |
---|---|
受賞対象 | 女性が書いた文学作品 |
会場 | 宇治市文化センター |
国 | 日本 |
主催 | 宇治市と宇治市教育委員会 |
初回 | 1991年 |
公式サイト | http://www.city.uji.kyoto.jp/0000018230.html |
回(年) | 賞 | 受賞者 | 受賞作 | 刊行 |
---|---|---|---|---|
第1回(1991年度) | 受賞 | 石丸晶子 | 『式子内親王伝――面影びとは法然』 | 1989年12月 朝日新聞社 |
第2回(1992年度) | 受賞 | 江國香織 | 『きらきらひかる』 | 1991年5月 新潮社 |
第3回(1993年度) | 受賞 | 石牟礼道子 | 『十六夜橋』 | 1992年5月 径書房 |
第4回(1994年度) | 受賞 | 岩阪恵子 | 『淀川にちかい町から』 | 1993年10月 講談社 |
第5回(1995年度) | 受賞 | 吉本ばなな | 『アムリタ』【上下】 | 1994年1月 福武書店 |
第6回(1996年度) | 受賞 | 田中澄江 | 『夫の始末』 | 1995年10月 講談社 |
第7回(1997年度) | 受賞 | 村田喜代子 | 『蟹女』 | 1996年6月 文藝春秋 |
第8回(1998年度) | 受賞 | 斎藤史 | 『齋藤史全歌集 1928-1993』 | 1997年5月 大和書房 |
第9回(1999年度) | 受賞 | 川上弘美 | 『神様』 | 1998年9月 中央公論社 |
第10回(2000年度) | 受賞 | 三枝和子 | 『薬子の京』【上下】 | 1999年1月 講談社 |
回(年) | 賞 | 受賞者 | 受賞作 | 刊行 |
---|---|---|---|---|
第11回(2001年度) | 受賞 | 富岡多惠子 | 『釋迢空ノート』 | 2000年10月 岩波書店 |
第12回(2002年度) | 受賞 | 河野裕子 | 『歌集 歩く』 | 2001年10月 青磁社 |
第13回(2003年度) | 受賞 | 大庭みな子 | 『浦安うた日記』 | 2002年12月 作品社 |
第14回(2004年度) | 受賞 | 俵万智 | 『愛する源氏物語』 | 2003年7月 文藝春秋 |
第15回(2005年度) | 受賞 | 津島佑子 | 『ナラ・レポート』 | 2004年9月 文藝春秋 |
第16回(2006年度) | 受賞 | 梨木香歩 | 『沼地のある森を抜けて』 | 2005年8月 新潮社 |
第17回(2007年度) | 受賞 | 馬場あき子 | 『歌説話の世界』 | 2006年4月 講談社 |
第18回(2008年度) | 受賞 | 伊藤比呂美 | 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』 | 2007年6月 講談社 |
第19回(2009年度) | 受賞 | 桐野夏生 | 『女神記』 | 2008年11月 角川書店 |
第20回(2010年度) | 受賞 | 川上未映子 | 『ヘヴン』[1] | 2009年9月 講談社 |
回(年) | 賞 | 受賞者 | 受賞作 | 刊行 |
---|---|---|---|---|
第21回(2011年度) | 受賞 | 多和田葉子 | 『尼僧とキューピッドの弓』 | 2010年7月 講談社 |
第22回(2012年度) | 受賞 | 岩橋邦枝 | 『評伝 野上彌生子――迷路を抜けて森へ』 | 2011年9月 新潮社 |
第23回(2013年度) | 受賞 | 赤坂真理 | 『東京プリズン』 | 2012年7月 河出書房新社 |
第24回(2014年度) | 受賞 | 森まゆみ | 『「青鞜」の冒険: 女が集まって雑誌をつくるということ』[2] | 2013年6月 平凡社 |
第25回(2015年度) | 受賞 | 佐藤愛子 | 『晩鐘』[3] | 2014年12月 文藝春秋 |
第26回(2016年度) | 受賞 | 平田俊子 | 『詩集 戯れ言の自由』[4] | 2015年10月 思潮社 |
第27回(2017年度) | 受賞 | 津村記久子 | 『浮遊霊ブラジル』[5] | 2016年10月 文藝春秋 |
第28回(2018年度) | 受賞 | 水原紫苑 | 『歌集 えぴすとれー』[6] | 2017年11月 本阿弥書店 |
第29回(2019年度) | 受賞 | 山崎佳代子 | 『パンと野いちご:戦火のセルビア、食物の記憶』[7] | 2018年5月 勁草書房 |
第30回(2020年度) | 受賞 | 中島京子 | 『夢見る帝国図書館』 | 2019年5月 文藝春秋 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.