紀元前12世紀
紀元前1200年から紀元前1101年までの100年間 ウィキペディアから
紀元前12世紀(きげんぜんじゅうにせいき)は、西暦による紀元前1200年から紀元前1101年までの100年間を指す世紀。
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出来事
紀元前1200年代
- 紀元前1200年頃
- 「紀元前1200年のカタストロフ」。
- モーセの後継者ヨシュアがヨルダン川を渡りカナン地方に侵入。
- トルコ南部アンタルヤ県のゲリドニア岬で交易船が沈没する。
- この沈没船の船体は1954年に発見され、現時点ではウルブリン沈没船に次ぐ古い遺物とされている。
- 中央ヨーロッパは青銅器時代後期(骨壺墓地文化(ウルネンフェルト文化)・ハルシュタット文化A期)。
- 西北インドへ進出してきたアーリヤ人達が定着する。
- 遊牧民族の葷粥が周の古公亶父(周の文王の祖父・周の武王の曾祖父)を攻撃。
- 北アメリカで先史プエブロ文化が展開。
- メソアメリカではオルメカ文化のサン・ロレンソの繁栄続く(サン・ロレンソ相 - 紀元前900年頃)。
- アンデス高地ではチャビン・デ・ワンタル遺跡を代表とするチャビン文化が成立する( - 紀元前200年頃)。
紀元前1190年代
紀元前1180年代
紀元前1170年代
- 紀元前1178年4月16日 - ギリシア各地で皆既日食。
- 紀元前1178年頃 - エジプト王ラムセス3世がデルタの戦いで「海の民」連合軍に勝利する。
- 紀元前1175年頃 - エジプト王ラムセス3世がリビュア人の侵入を再び撃退。
紀元前1150年代
紀元前1140年代
- 紀元前1141年頃 - エジプト王ラムセス5世死去。ミイラの調査からラムセス5世は世界最古の天然痘の罹患者だったことが判明している。
紀元前1120年代
- 紀元前1126年頃 - 伝承ではアテナイ王テュモエテスの死によりテセウス王家が断絶。アテナイ王にピュロス王家のメラントスが即位。
- 紀元前1125年頃 - イシン第2王朝のネブカドネザル1世王が即位( - 紀元前1104年)。
- この王は在世中にエラムを攻撃し、カッシート朝滅亡以来奪われていたマルドゥク神像をバビロンに持ち帰る。
- アッシリア王アッシュール・レシュ・イシ1世とも戦うがめぼしい戦果は得られず敗北する。
紀元前1110年代
紀元前1100年代
人物
- ヨシュア - ヘブライ人の士師・モーセの後継者
- シュッピルリウマ2世 - ヒッタイト王国の最後の王(在位前1215年/10年 - 前1190年頃)
- ラムセス3世 - エジプト第20王朝のファラオ(在位前1186年 - 前1155年)
- ラムセス4世
- ラムセス5世
- ラムセス6世
- ラムセス7世
- ラムセス8世
- ラムセス9世
- ラムセス10世
- ラムセス11世
- シュトルク・ナフンテ1世 - エラム王国の王(在位前1185年頃 - 前1155年頃)
- プリアモス - トロイア最後の王(在位? - 前1084年?)
- メラントス - アテナイ王(在位前1126年 - 前1089年)
- ネブカドネザル1世 - イシン第2王朝(バビロン第4王朝)の王(在位前1125年頃 - 前1104年頃)
伝説・架空のできごと
参考文献
- エリック・H・クライン著 安原和見訳 『B.C.1177 - 古代グローバル文明の崩壊』 筑摩書房、2018年。ISBN 978-4-480-85816-0。
関連項目
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