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糸島市コミュニティバス(いとしましコミュニティバス)は、福岡県糸島市が昭和自動車(昭和バス)に委託して運行しているコミュニティバスである[1]。
「はまぼう号」の愛称が付けられている。
2010年に糸島市が発足した際、前原市が運行していたコミュニティバスを引き継いで運行している。
筑前前原駅を中心にした運行体系となっており、かつて昭和バスが運行していた旧前原市域南部の山間部の長糸・雷山、瑞梅寺、川原地域から市街地へ南北に伸びる路線が運行されている[2]。糸島市発足時に前原市と合併した志摩町・二丈町はコミュニティバスを運行していなかったが、現在は筑前前原駅と旧志摩町・旧二丈町中心部を結ぶ路線も運行されている。九州大学伊都キャンパスと筑前前原駅を結ぶ路線も存在したが、伊都キャンパスの完成に合わせて車両の大型化を行い、昭和バスの自社路線となった。
2024年4月より、市内を運行する昭和バスと共通の行先番号が設定された[3]。
1乗車一律200円。小学生・幼児・障がい者は半額。1歳未満の乳児は無料。
交通系ICカードは利用できないがPayPayが利用可能。
小型バス(日野・ポンチョ、日野・リエッセ、トヨタ・コースター)が使用される。車両のデザインはかつては数種類存在したが、糸島市発足後、現在では黄色地に糸島市のマスコットキャラクター「いとゴン」と糸島市の市花であるハマボウの花のイラストを入れたデザインに統一されている。
2021年3月、高齢者や移動困難者への移動手段提供を目的としたオンデマンドバス「よかまちみらい号」の運行を開始した[1]。使用車両は8人乗りのハイエース、アイシン精機が提供するデマンド型交通サービス「チョイソコ」を採用している[1]。
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