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第44回ベルリン国際映画祭
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概要
政府の方針で大幅な予算削減を余儀なくされた1994年のベルリン国際映画祭は、しかし、その難しい状況下でも多くの作品と観客を集め、成功を収めたと言える。コンペティション部門には長編22本、短編9本が出品され、実話を基にしたジム・シェリダンの 『父の祈りを』 が金熊賞を受賞。また、ソフィア・ローレンが名誉賞を授与された。
部門で見ると、フォーラム部門ではモンゴル映画が、パノラマ部門でもアジア映画が多く上映された。
受賞
- 金熊賞: 『父の祈りを』 (ジム・シェリダン)
- 銀熊賞
- 審査員特別賞: 『苺とチョコレート』 (トマス・グティエレス・アレア)
- 監督賞: クシシュトフ・キェシロフスキ (『トリコロール/白の愛』)
- 男優賞: トム・ハンクス (『フィラデルフィア』)
- 女優賞: クリシー・ロック (『レディバード・レディバード』)
- 芸術貢献賞: セミョーン・D・アラノヴィッチ (『God sobaki』)
- 貢献賞: アラン・レネ (『スモーキング/ノースモーキング』)
上映作品
コンペティション部門
- 長編映画のみ記載。アルファベット順。邦題がついていない場合は原題の下に英題。
コンペティション外
- 永遠の愛に生きて – リチャード・アッテンボロー (イギリス・アメリカ)
- カリートの道 – ブライアン・デ・パルマ (アメリカ)
- 静かなる一頁 – アレクサンドル・ソクーロフ (ロシア・ドイツ)
- 日の名残り – ジェームズ・アイヴォリー (イギリス・アメリカ)
- リトル・ブッダ – ベルナルド・ベルトルッチ (イギリス・フランス)
- Abschied von Agnes – ミヒャエル・グヴィスデク (ドイツ)
日本映画
パノラマ部門で廣木隆一の 『800 TWO LAP RUNNERS』、山田洋次の 『学校』、フォーラム部門で山岡秀雄の 『Pickled Punk』、崔洋一の 『月はどっちに出ている』 がそれぞれ上映された。
審査員
- ジェレミー・トーマス (イギリス/プロデューサー)
- チンギス・アイトマートフ (キルギスタン/作家)
- マリア・ルイサ・ベンベルグ (アルゼンチン/監督・脚本)
- フランシス・ジロー (フランス/監督)
- カルロ・リッツァーニ (イタリア/監督)
- スーザン・シーデルマン (アメリカ/監督)
- シュー・フォン (香港/女優)
- モーガン・フリーマン (アメリカ/俳優)
- コリンナ・ハルフォーフ (ドイツ/女優)
- ヴォルフラム・シュッテ (ドイツ/ジャーナリスト)
- 柴田駿 (日本/フランス映画社代表)
外部リンク
- 公式サイト (ドイツ語・英語)
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