二代目 澤村 宗之助(、1918年〈大正7年〉7月1日[1][3] - 1978年〈昭和53年〉11月3日[3])は、歌舞伎俳優。沢村宗之助とも表記[1][3]。本名は伊藤恵之助。旧芸名は澤村恵之助[1]。東京府東京市浅草区(現東京都台東区浅草)出身[1]。
初代澤村宗之助の長男として生まれる。弟は俳優の伊藤雄之助と初代澤村昌之助(伊藤敞之肋、澤村敞之肋、伊藤寿章)[1]。
1922年帝国劇場で初舞台[1]。1924年帝劇で二代目を襲名。1932年沢村兄弟プロを設立[1]。1934年に弟二人と共に東宝劇団に参加[1]。1954年に東宝と契約して映画俳優となり[1]、多くの映画に出演した。
1978年11月3日14時40分、尿崩症の為、兵庫県尼崎市の兵庫県立塚口病院で死去[4]。60歳没。
テレビドラマ
- 三匹の侍 第2シリーズ第13話「品川初春」(1965年、CX)
- 素浪人 月影兵庫 第1シリーズ 第25話「怒り虫は笑っていた」(1966年、NTV/東映) - 宇川甚十郎 役
- 銭形平次 (CX/東映)
- 第26話「母恋い星」(1966年) - 石井平四郎 役
- 第76話「月に飛ぶ雁」(1967年) - 周防屋久兵衛 役
- 第585話「船宿の女たち」(1977年)
- 特別機動捜査隊 (NET/東映)
- 第318話「怪奇の家」(1967年)
- 第364話「女でない女」(1968年) - 横田 役
- 第463話「黒い遺言状」(1970年) - 岩田 役
- てなもんや三度笠 第263話「甲斐の猿橋」(1967年、ABC) - 金子市之丞 役
- 五人の野武士 第11話「少年ゲンと野武士」(1968年、NTV/三船プロ)
- 日本任侠伝 (1969年、NET/東映)
- 女殺し屋 花笠お竜 第9話「女が燃えれば鈴が鳴る」(1969年、12CH/国際放映)
- 水戸黄門
- 第2部 第12話「黒い誓約書 - 久保田」(1970年) - 梅田屋甚兵衛 役
- 第3部 第22話「消えた姫君 - 下関」(1971年) - 太田黒将監 役
- 第4部
- 第10話「あの紅が憎い - 天童」(1973年)- 日野屋嘉兵衛 役
- 第30話「仇討無用 - 日光」(1973年) - 牛追い権九郎 役
- 第7部 第1話「水戸から消えた黄門様 - 水戸・白河」(1976年) - 白坂屋藤五郎 役
- 第8部 第19話「人情灘の生一本 - 兵庫」(1977年) - 但島屋重兵衛 役
- 第9部 第3話「狐が唄った相馬盆唄 - 相馬」(1978年) - 岩上主水 役
- 五番目の刑事 第17話「ニャロメ鳥が見ていた」(1970年、NET/東映) - 桜木 役
- 人形佐七捕物帳 第10話「怪談・変幻地獄」(1971年、NET/東宝) - 佐伯頼母 役
- 遠山の金さん捕物帳 (NET/東映)
- 第11話「若様を消す女」(1970年) - 酒井八芳斎 役
- 第156話「剃刀と呼ばれた男」(1973年) - 黒不動の五郎蔵 役
- おらんだ左近事件帖 第19話「お江戸の恋の物語」(1972年、CX/東宝)
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- 必殺仕置人 第20話「狙う女暗が裂く」(1973年) - 和泉屋 役
- 必殺必中仕事屋稼業 第14話「招かれて勝負」(1975年) - 上総屋久右衛門 役
- 必殺仕業人 第6話「あんたこの裏切りどう思う」(1976年) - 浜田屋 役
- 大江戸捜査網 (12CH/日活→三船プロ)
- 第1シリーズ第30話「涙の初恋武士道」(1971年)
- 第2シリーズ第18話「女隠密故郷に帰る」(1972年) - 上州屋 役
- 第3シリーズ第28話「怪盗組織に潜入せよ!」(1974年) - 三國屋 役
- 新十郎捕物帖・快刀乱麻 第19話「鳥と鳥とをとりちがえ」(1974年、ABC)
- 伝七捕物帳 第42話「殺しを呼ぶ富札」(1974年、NTV)- 富田屋 役
- 江戸を斬るII 第6話「濡れ鼠河内山宗春」(1975年、TBS/C.A.L.) - 越後屋六右衛門 役