漳州市
中国福建省の地級市 ウィキペディアから
歴史
秦による中国統一が達成されると、紀元前222年に閩中郡が置かれ、前漢に梁山を境界として南越・閩越の両国に分割された。前漢が南越・閩越の両国を滅ぼすと、南海郡掲陽県・会稽郡侯官県の管轄に置かれた。
三国時代の呉により建安郡が置かれ、南海郡掲陽県・建安郡東安県に属した。
晋により晋安郡・義安郡が置かれ、義安郡綏安県・晋安郡晋安県に属した。
南朝梁により南安郡が置かれ、義安郡綏安県・南安郡竜渓県・蘭水県に属した。
行政区画
4市轄区・7県を管轄する。
年表
漳州専区
竜渓地区
- 1950年11月1日 - 竜渓県の一部が分立し、漳州市が発足。(1市10県)
- 1954年7月 - 華安県の一部が竜岩専区漳平県に編入。(1市10県)
- 1955年12月3日 - 東山県の一部が漳浦県に編入。(1市10県)
- 1956年8月 (1市10県)
- 南靖県の一部が竜岩専区竜岩県に編入。
- 華安県の一部が竜岩専区漳平県に編入。
- 1957年2月19日 - 南靖県の一部が竜渓県に編入。(1市10県)
- 1957年3月 - 晋江専区同安県の一部が竜渓県に編入。(1市10県)
- 1958年8月 - 海澄県の一部が廈門市開元区に編入。(1市10県)
- 1960年8月15日 - 竜渓県・海澄県が合併し、竜海県が発足。(1市9県)
- 1961年6月 - 竜海県の一部が漳州市に編入。(1市9県)
- 1971年6月17日 - 竜渓専区が竜渓地区に改称。(1市9県)
- 1985年5月14日
- 漳州市が地級市の漳州市に昇格。
- 竜海県・雲霄県・漳浦県・詔安県・長泰県・東山県・南靖県・平和県・華安県が漳州市に編入。
漳州市
交通
鉄道
バス
- 漳州中心バスターミナル
- 漳州バスセンター
- アモイ普通バスや直通バスが発着
- 華安県行きバス
道路
人口
行政区画 | 面積(km2) | 居住人口 | 登録人口 |
---|---|---|---|
漳州市 | 12,873.66 | 4,740,000 | 4,631,034 |
竜文区 | 124.66 | 120,873 | |
薌城区 | 247.02 | 423,001 | |
竜海市 | 1,308.65 | 841,600 | 796,323 |
漳浦県 | 2,130.84 | 825,400 | 825,260 |
詔安県 | 1,291.49 | 584,500 | 578,782 |
平和県 | 2,323.92 | 548,500 | 567,229 |
雲霄県 | 1,054.32 | 419,300 | 420,287 |
南靖県 | 1,950.79 | 355,000 | 343,796 |
東山県 | 249.19 | 212,300 | 204,788 |
長泰県 | 893.09 | 197,700 | 190,886 |
華安県 | 1,299.68 | 164,400 | 159,809 |
言語
閩南語が話されている。漳州市街の方言では廈門音や泉州音にない子音[dz]や母音[ɛ]、[ũĩ]という音を使う特徴があり、声調は廈門と比べて、陰平声、陽平声、陽入声が低い[3]。また、西北部では客家語を話す地域もある。
特産品
観光


名所旧跡
国家級重点文物保護単位
- 東山関帝廟
- 龍海慈済宮
- 華安二宜楼
- 漳州明清石牌坊
- 漳州文廟大成殿
- 龍海江東橋
- 漳浦趙家堡・詒安堡
- 南靖田螺坑土楼群・和貴楼・縄武楼
- 南山寺
- 雲洞巌
- 木棉庵
国家級風景区
- 国家AAAA級旅遊区
- 東山風動石景区
- 漳浦天福茶博物院
- 国家級地質公園
- 漳州濱海火山地貌国家地質公園
- 国家級森林公園
- 華安県森林公園
- 東山県森林公園
- 長泰天柱山
- 国家級自然保護区
- 南靖虎伯寮国家級自然保護区
- 雲霄漳江口紅樹林国家級自然保護区
- 省級重点風景名勝区
- 東山風動石・塔嶼景区
- 龍文雲洞巌景区
- 詔安九侯山景区
- 平和霊通巌景区
- 漳浦前亭・古雷海湾景区
- 世界遺産
- 福建土楼(南靖土楼・華安土楼)
その他
- 威鎮閣
脚注
外部リンク
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