温根湯神社
日本の北海道北見市にある神社 ウィキペディアから
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温根湯神社(おんねゆじんじゃ)は、北海道北見市留辺蘂町に鎮座する、神社本庁被包括(北海道神社庁網走支部管内)の神社。摂社・末社などは無い。
温根湯神社 | |
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所在地 | 北海道北見市留辺蘂町温根湯温泉455番地 |
位置 | 北緯43度45分39.41秒 東経143度30分42.46秒 |
主祭神 | 天照大御神 |
社格等 | 無格社 |
創建 | 1912年(大正元年) |
本殿の様式 | 流造 |
例祭 | 9月中頃(神社本庁に届け出ている例祭日は9月23日) |
主な神事 | 春季例大祭、北見総社大山神社例大祭、温泉まつり(温根湯温泉神社例大祭)、秋季例大祭など |
地図 |
温根湯温泉街(温根湯温泉郷)一画の山中に位置しており、同温泉街最大のホテルである「大江本家」や、北海道天然記念物に指定されている「エゾムラサキツツジ群落」がある事で知られる「つつじ公園」などが近接している。
平成8年以降、温根湯神社の宮司は留辺蘂神社の宮司が兼務しており(温根湯神社の神事や主要な事務は留辺蘂神社が担当)、温根湯神社の授与品や御朱印も、原則として留辺蘂神社の社務所で授与している。
本殿の内陣(神様の鎮まっている部屋)は3座あり、1座目(中央)では、当社創建時からの祭神である天照大御神・大国主大神の2柱を、2座目(向かって右側)では、後に当社に合祀された「温根湯温泉神社」の祭神(大名持大神・少彦名大神の2柱)を、3座目(向かって左側)では、その後更に当社に合祀された「北見総社大山神社」の祭神(大山祇大神・木花之開耶姫神の2柱)と八大龍神をそれぞれ祀っており、これら計3座7柱が「温根湯神社大神」として信仰・崇敬されている。
単に「温根湯神社の神様」という場合、広い意味では上記7柱全ての祭神(温根湯神社で現在祀られている祭神)を指し、狭い意味では、本殿内陣1座目の2柱(温根湯神社創建時から祀られている祭神)のみを指す。なお、諸説あるが一般には、大国主大神と大名持大神は同一神と解釈されることが多い。また八大龍神は、法華経に登場し仏法を守護するとされる八大龍王と同一神とされる。
ちなみに、温根湯神社が神社本庁に届け出ている祭神は天照大御神のみで、合祀した祭神についてはその追加の申請手続きをしていないため、神社本庁の登録データでは、温根湯神社の祭神は現在でも天照大御神1柱のみである。誰でも閲覧可能な北海道神社庁公式サイトのデータベースにおいて、温根湯神社の祭神の項目に天照大御神のみが表示されているのはそのためである。
留辺蘂町(北見市留辺蘂自治区)は、形状としては東西に細長い町域となっているが、その町域のうち8号線(大富地区と昭栄地区の境界となっている道路)以西のほぼ全域が、全て温根湯神社の氏子区域である。これは、昭栄地区から、上川町との境界である石北峠に至るまでの広大な地域で、留辺蘂町全域の3分の2強を占める。
具体的に地区名・住所でいうと、北見市留辺蘂町のうち富士見・厚和・滝の湯・川北・大和・平里・花丘・松山・温根湯温泉・昭栄が、温根湯神社の氏子区域である。
温根湯神社の氏子区域には、人が全く居住も常駐もしていない山林が多く含まれており、また、氏子区域に含まされているいくつかの集落においても過疎化が著しく進行していることなどから、氏子区域の面積こそ広いが世帯数や氏子数については、温根湯神社の本務社である留辺蘂神社よりも少ない。
温根湯神社の本殿に合祀されている神社は、以下の3社。これらの神社で行なわれていた祭典の一部については現在も継続されているものもあるが、いずれも独立した一社の神社としては現存しない。
温根湯神社の神職(温根湯神社は兼務社であるため、実質は、本務社である留辺蘂神社の宮司) が神明奉仕している、温根湯神社氏子区域内 各集落の神社等は、以下の通り。いずれも法人格を持たず、神職や管理人等も常駐していない所謂 未公認神社であるが、春と秋の年2回、大祭が斎行されている。
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