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中国山東省の地級市 ウィキペディアから
淄博市(拼音:Zībó/ズーボー、日本における漢字読み:しはく[1]-し)は、中華人民共和国山東省中央部に位置する地級市。
中華人民共和国 山東省 淄博市 | |
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山東省における淄博市の位置 | |
中心座標 北緯36度47分0秒 東経118度3分0秒 | |
簡体字 | 淄博 |
繁体字 | 淄博 |
拼音 | Zībó |
カタカナ転写 | ズーボー |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 山東 |
行政級別 | 地級市 |
市委書記 | 馬暁磊 |
市長 | 趙慶文 |
面積 | |
総面積 | 5,965 km² |
市区 | 2,989 km² |
人口 | |
総人口(2017) | 470.84 万人 |
人口密度 | 778.2 人/km² |
市区人口(2017) | 331 万人 |
経済 | |
GDP(2018) | 5,068.4億元 |
一人あたりGDP | 10,7720元 |
電話番号 | 0533 |
郵便番号 | 255000 |
ナンバープレート | 魯C |
行政区画代碼 | 370300 |
市樹 | エンジュ(国槐) |
市花 | 大力菊 |
公式ウェブサイト: http://www.zibo.gov.cn/ |
西は済南市、西南は泰安市、南は臨沂市、東は濰坊市、北は浜州市、西北は東営市と接する。山東半島と、いわゆる中原とを結ぶ交通の要衝であり、陶磁器の都(陶瓷之都)、絹織物の里(絲綢之郷)として有名である。
春秋戦国時代(紀元前11世紀から紀元前3世紀)に繁栄を誇った国家斉の首都・臨淄が現在の臨淄区にあたる。
淄博という地名ができたのは20世紀の前半である。19世紀末より炭鉱と工業が栄えるようになった淄川県と博山県の頭文字を取って淄博という地区名が生まれ、現在の淄博市につながっている。
『史記』に淄博で蹴鞠が流行したとあることから2014年、国際サッカー連盟(FIFA)が淄博市の斉文化博物院に贈った「中国はサッカー発祥の地」とする認定証が物議を醸して注目された[2][3]。
工業都市であるが、2022年、済南市にある山東大学の学生の一部が新型コロナ禍で淄博市において隔離生活を送り、その終了時に市政府が屋台の串焼きでねぎらったことからった、豚肉や羊肉などの串焼きがSNSで有名になり観光客が急増したが、2023年時点ではブームは一服しつつあると報じられている[1][4]。
5市轄区・3県を管轄する。
この節の出典[5]
漢代から唐代にかけて繁栄したシルクロードで取引された絹織物は、この地域を主要な生産地とするものであった。今日でもなお絹織物生産の重要な拠点である。
近代以降は全国規模で見ても有数の工業都市として発展してきた[4]。石油化学や陶磁器(セラミックス)などが主な産業である。
前述のように2022年以降、串焼き目当てに訪れる観光客が増えた。
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