海老原 優(えびはら ゆう)は、日本の漫画家、イラストレーター、特撮スタッフ、俳優。東京都出身、東京都中野区在住。
- 漫画関連の広告代理店で編集などを手がけたのち、企業コミックやイラスト・挿絵などを担当するマンガ家として独立。
- 企業向けや広告関連の仕事のかたわら、特撮評論やアイドル研究を雑誌やウェブ連載、トークショーなどの活動を行っている。
- 親交の深い河崎実監督の映画では着ぐるみのデザインや劇中出演を請け負うこともある。河崎監督のいかレスラーの着ぐるみデザイン、『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』では『宇宙大怪獣ギララ』をアレンジ、デザインのクリーンナップやタケ魔人のデザインを手がけた。タケ魔人は、特撮大魔神のパロディで声を演じたビートたけしをモチーフとしているが、たけしをも絶句させた、幻の没デザインがあったと海老原は明かしている。また同作品の劇中にも出演している。
- 趣味で怪獣図鑑や長編怪獣漫画を執筆している。特に怪獣漫画を『スカルマン』でアシスタントを務めた島本和彦のもとに送り、呆れさせたというエピソードがある。島本の著書のあとがき漫画の中で、「負けた!」と感想をもらしている。
- 『巨人の星』とジャイアンツの大ファンで、過去に『月刊ジャイアンツ』に連載したこともある。
- 2010年10月より2016年1月まで長岡造形大学非常勤講師を務めた。2016年4月より京都嵯峨造形大学(現嵯峨美術大学)講師。同姓同名の芸術家がいるが、別人である。
- 2010年、NHK「連続テレビ小説」『ゲゲゲの女房』の漫画指導として、劇中の漫画関連の時代考証、漫画関連のアドバイス、劇中小道具の執筆に加えて、漫画家・えびおそうじ[1]役で出演。
- 2017年、NHK「連続テレビ小説」『ひよっこ』において、劇中漫画の作画及び漫画指導を務め[2][3][4][5]、同年4月から、「ILCA」制作の『世界の闇図鑑』・『闇芝居』・「KJファイル」の劇中作画やキャラクターデザインを担当。
- 日本全国各地域の特徴や歴史などをモチーフにした怪獣を47都道府県に配置した地域活性化プロジェクト「ご当地怪獣」の公式イラストを担当。