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濱島 敦俊(はましま あつとし[1]、1937年[2]-)は、日本の歴史学者、東洋史学者。文学博士(東京大学)、学術博士(国立民族学博物館)[2]。大阪大学名誉教授[2]。専門は宋代から清代までの中国社会経済史で、また中国でフィールドワークをおこない未解明の民間信仰も研究した[3]。
鹿児島県喜入村瀬々串(現・鹿児島市喜入瀬々串町)出身[3]。鹿児島県立甲南高等学校を経て[3]、1962年に東京大学文学部を卒業し[2]、同大学院に進む[3]。1965年に東京大学東洋文化研究所助手となり[3]、高知大学文理学部助教授と北海道大学文学部助教授を経て[2]、中国社会科学院近代史研究所客員研究員[3]。1985年、大阪大学文学部助教授(東洋史学)となり[3]、1987年に教授へ昇任して2001年まで務めた[2]。2001年から2015年まで台湾の国立曁南国際大学歴史学系教授[2]。
著書に『明代江南農村社会の研究』(東京大学出版会、1982年)、『総管信仰 近世江南農村社会と民間信仰』(研文出版、2001年)、『世界史への問い 2 生活の技術 生産の技術』(共著、岩波書店、1990年)、監訳書に『図説 台湾の歴史』(周婉窈 著、平凡社、2007年)がある。
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