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日本の女性小説家 (1979-) ウィキペディアから
北海道別海町生まれ[2]。帯広大谷高等学校[3]、北海学園大学経済学部卒業[4]。学生時代は文芸サークルに所属していた。大学卒業後、ニュージーランドで1年間、綿羊の飼育技術を学ぶ[1]。その後、酪農を営む別海町の実家で酪農従業員の傍ら、綿羊を飼育・出荷した[1][5]。
2011年、「北夷風人」が第45回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)で佳作に入選する[6]。2012年、「東陬遺事」(とうすういじ)で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)を受賞する[7]。2014年、「颶風の王」で三浦綾子文学賞を受賞する[8]。2016年、同作でJRA賞馬事文化賞を受賞する[9]。「作家では中島敦が好きで、憧れている」と語っている[2]。2019年、『肉弾』で第21回大藪春彦賞受賞。同年末より、十勝管内の街に移住し専業作家となる。2020年、『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞受賞、第33回三島由紀夫賞候補。2020年度釧新郷土芸術賞受賞[10]。2022年、『絞め殺しの樹』で第167回直木賞候補。2024年、『ともぐい』で直木賞受賞。
動物と北海道の近現代史を題材とした作品が多い。動物を題材とするのは羊飼いの経験が影響しており[11]、北海道史の知識は学生時代に制作会社で市町村史や歴史資料をアーカイブ化する手伝いのアルバイトをした経験が生かされているという[12]。
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