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1959年、京都府生まれ。神戸市在住(2014年5月現在)。関西学院大学文学部西洋史学科卒業。およそ20年の間、不動産会社や百貨店、デザイン事務所で、インテリアに関連した業務に携わる[2]。
2012年、「本家の欄間」が、第7回ビーケーワン怪談大賞優秀賞を受賞する(同時受賞は仲町六絵「水晶橋ビルヂング」。大賞は、岩里藁人「美醜記」。選考委員は、加門七海、福澤徹三、東雅夫)[3]。同年、長編小説「壺中遊魚(こちゅうにあそぶさかな)」が、第6回『幽』怪談文学賞(『幽』『ダ・ヴィンチ』共催)長編部門の佳作に入選する(内藤了「奇譚百話綴り」が同時入選。大賞は該当作なし。選考委員は、岩井志麻子、京極夏彦、高橋葉介、南條竹則、東雅夫)[4]。
2013年、短編小説「そこはかさん」が、第8回『幽』怪談文学賞短編部門の大賞を受賞する(長編部門の大賞は、石川緑「天竺」が受賞)[5][6]。2014年5月、短編小説「そこはかさん」と、書き下ろし作品「夏の家」「レディ・Dの手箱」の計3編を収録した単行本『そこはかさん』が刊行され、小説家デビュー[2]。
趣味は、読書、古い建物や修道院を訪ねること。好きな作家として、倉橋由美子、野溝七生子、マルグリット・ユルスナール、スティーヴン・ミルハウザーを挙げている。小学生の頃から、物語を書く人になりたいという思いが漠然とあった。中学生から大学生の頃までは、漫画家になることを目指していた。建築、美術、文学など、いろいろなことが学べるという理由で、進学先として西洋史学科を選択した。大学卒業後、創作とは縁のない仕事に就いていたが、40歳半ばにして突如、創作欲が沸き、書き上げた作品をいろいろな賞に応募するようになる[7]。
「」内が収録されている沙木とも子の作品
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