氷見市海浜植物園
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氷見市海浜植物園(ひみしかいひんしょくぶつえん、Himi Seaside Botanical Garden)は、富山県氷見市柳田に所在する植物園である。富山県各地の特色ある植物園を繋いで県全体を一つの巨大植物公園とする計画、「富山県植物公園構想」における海浜植物の専門植物園である。富山県博物館協会会員。
「富山県植物公園構想」に基づき、氷見市が整備を行い、1996年(平成8年)に開園した。6.4ヘクタール[2]の敷地は、富山湾に面し、能登半島国定公園にも含まれる松田江浜に位置している。この場所は、かつて越中国司であった大伴家持によって「松田江の長浜」とうたわれ、現在でも人の手が入らず白砂青松の光景が維持されている。
設計は長谷川逸子であり、せりだした展望台が特徴的な構造をもつ。展示テーマは名前の通り海浜植物を中心としており、現時点で「海浜植物園」を冠する施設としては日本で唯一である[3]。
2021年4月2日に内装や遊具にひみ里山杉を使用した大規模リニューアルオープンした。同時に施設の愛称が応募の中から「シーサイドパーク」が選定された[4]。
館内中央部に位置。周辺の松田江浜や虻が島の植物を中心に日本各地の海浜植物が植栽されている。
館内外郭部に位置。ソテツやパイナップルをはじめとする熱帯・亜熱帯周辺の多くの植物がみられる。
館内外郭部に位置。ブラシノキやブーゲンビリアなどのつる性植物のコーナーである。
建物とは道路を挟んで反対側・海岸側に位置。松田江浜の海浜植物が保護・育成されている。
展示施設以外には、売店や、また各種のイベントで活用される展示ホールやメインホール、ワークショップなどがある。また、最上階の展望スペースに位置するイタリアンレストラン「シーサイドハウス ボルカノ」からは富山湾をのぞむことができる。この場所は以前氷見カレー学会の会長でもあった土居博がシェフを務める「ブルーキッチン」であったが、彼の急逝に伴い[5]閉店している。
なお、最終入場はいずれも閉園30分前までである。
いずれも、詳細は公式サイトを確認のこと。
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