正法寺 (大津市)
ウィキペディアから
ウィキペディアから
正法寺(しょうほうじ)は、滋賀県大津市にある真言宗醍醐派の寺院[1]。山号は岩間山。本尊は千手観世音菩薩。開山は加賀国白山を開いた泰澄(たいちょう)である[1]。別称は岩間寺(いわまでら)[1]。西国三十三所第12番札所。
正法寺 | |
---|---|
本堂 | |
所在地 | 滋賀県大津市石山内畑町82 |
位置 | 北緯34度55分58.8秒 東経135度52分42.2秒 |
山号 | 岩間山 |
宗派 | 真言宗醍醐派 |
本尊 | 千手観音 |
創建年 | 伝・養老6年(722年)[1] |
開山 | 伝・泰澄 |
正式名 | 岩間山 正法寺 |
別称 | 岩間寺 |
札所等 |
西国三十三所第12番 ぼけ封じ近畿十楽観音霊場第4番 びわ湖百八霊場第2番 |
文化財 | 木造地蔵菩薩立像・木造不動明王二童子立像3躯(重要文化財) |
公式サイト | 岩間山正法寺オフィシャルページ(岩間寺) |
法人番号 | 7160005000601 |
正法寺は、11番上醍醐の東方約4キロ、13番石山寺の南西約4キロ、滋賀県と京都府との府県境の一部をなす岩間山(標高443m)南麓の標高390m辺りに位置する。
縁起によれば、元正天皇の病気平癒祈願に功のあった泰澄が養老6年(722年)、岩間山中の桂の大樹から千手陀羅尼を感得し、その桂の木で等身の千手観音像を刻んで、元正天皇の念持仏である金銅千手観音像をその胎内に納め祀ったのが当寺の初めとされる。
本尊の金銅千手観音立像は、上述の元正天皇の念持仏で、当初の本尊の胎内仏とされたもの。像高は4寸8分(約15cm)。現在は本堂の三重の厨子に納められ、秘仏とされている。毎夜日没時に厨子を抜け出て百三十六地獄を駆け巡って人々を救済し、日の出とともに岩間山へ戻る際には汗みずくとなっているといわれ、「汗かき観音」とも呼ばれている。1990年(平成2年)に365年ぶりに開扉されたほか、2009年(平成21年)から2010年(平成22年)にかけて花山法皇一千年忌を記念した「西国三十三所結縁御開帳」の際にも開扉された[2]。
長年縁日を毎月17日としてきたが、2022年8月より毎月第3日曜日に変更した。
以下については2022年8月以前の内容である。最新の予定は寺に確認のこと。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.