正四面体(せいしめんたい、せいよんめんたい、英: regular tetrahedron)とは、4枚の合同な正三角形を面とする四面体である。 この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2016年11月) 概要 正四面体, 種別 ...正四面体 種別 正多面体、デルタ多面体、四面体面数 4面形状 正三角形辺数 6頂点数 4頂点形状 3, 3, 333シュレーフリ記号 {3, 3}ワイソフ記号 3 | 2 3| 2 2 2対称群 Td双対多面体 自己双対特性 凸集合 展開図の例テンプレートを表示閉じる 最も頂点・辺・面の数が少ない正多面体であり、最も頂点・辺・面の数が少ないデルタ多面体であり、アルキメデスの正三角錐である。また、3次元の正単体である。 なお一般に、n 面体のトポロジーは一定しないが、四面体だけは1種類のトポロジーしかない。つまり、四面体は全て、正四面体と同相であり、正四面体の辺を伸ばしたり縮めたりしたものである。 Remove ads 正四面体のペトリー多角形 立方体の中の正四面体(アニメGIF) 正四面体の対称性 面の数は4、辺の数は6、頂点の数は4。これらは全て多面体で最少である。また、パスカルの三角形の第5段の2~4番目の数字でもある。 頂点形状は正三角形であり、3本の辺と3枚の正三角形が集まる。これらはパスカルの三角形の第4段の2、3番目の数字である。 自らと双対である(自己双対多面体)。 対角線は存在しない。 ペトリー多角形は正方形である。 立方体 (±1, ±1, ±1) の4つの頂点 (1,1,1), (1,-1,-1), (-1,1,-1), (-1,-1,1) を結べば、正四面体になる。 正四面体の辺の中点を結べば、正八面体になる。このとき4個の正四面体ができる。逆に正八面体の互い違いの4面を延長すると、正四面体になる。 展開図は2通りあり、一方は正三角形、もう一方は平行四辺形になる。 単独で空間充填は出来ないが、正八面体と組み合わせた空間充填は可能である。 対称性 対称性は、 中心と頂点を通る直線について3回対称 中心と辺の中点を通る直線について4回反対称、したがって線対称(2回対称) 中心と辺を通る面について面対称 などである。 Remove ads 辺の長さを a {\displaystyle a\,} とする。 面の面積 A = 3 4 a 2 {\displaystyle A={{\sqrt {3}} \over 4}a^{2}} ≈ 0.433012702 a 2 {\displaystyle \approx 0.433012702a^{2}} 表面積 S = 4 A = 3 a 2 {\displaystyle S=4A={\sqrt {3}}a^{2}} ≈ 1.732050808 a 2 {\displaystyle \approx 1.732050808a^{2}} 高さ h = 6 3 a {\displaystyle h={\frac {\sqrt {6}}{3}}a} ≈ 0.816496581 a {\displaystyle \approx 0.816496581a} 体積 V = 1 3 A h = 2 12 a 3 {\displaystyle V={\frac {1}{3}}Ah={{\sqrt {2}} \over 12}a^{3}} ≈ 0.117851130 a 3 {\displaystyle \approx 0.117851130a^{3}} 辺と面のなす角 tan − 1 2 {\displaystyle \tan ^{-1}{\sqrt {2}}} ≈ 54.735610 ∘ {\displaystyle \approx 54.735610^{\circ }} 二面角 cos − 1 1 3 = tan − 1 8 {\displaystyle \cos ^{-1}{\frac {1}{3}}=\tan ^{-1}{\sqrt {8}}} ≈ 70.528779 ∘ {\displaystyle \approx 70.528779^{\circ }} 中心と頂点を結ぶ直線のなす角 π 2 + sin − 1 1 3 = 2 tan − 1 2 {\displaystyle {\frac {\pi }{2}}+\sin ^{-1}{\frac {1}{3}}=2\tan ^{-1}{\sqrt {2}}} ≈ 109.471221 ∘ {\displaystyle \approx 109.471221^{\circ }} 頂点の立体角 3 cos − 1 1 3 − π = cos − 1 23 27 {\displaystyle 3\cos ^{-1}{\frac {1}{3}}-\pi =\cos ^{-1}{\frac {23}{27}}} ≈ 0.551285598 s r {\displaystyle \approx 0.551285598\ \mathrm {sr} } 外接球(頂点を通る球)の半径 R = 3 8 a {\displaystyle R={\sqrt {\frac {3}{8}}}a} ≈ 0.612372436 a {\displaystyle \approx 0.612372436a} 内接球(面と接する球)の半径 r = 1 3 R = 1 24 a {\displaystyle r={1 \over 3}R={1 \over {\sqrt {24}}}a} ≈ 0.204124145 a {\displaystyle \approx 0.204124145a} 中接球(辺と接する球)の半径 r M = r R = 1 8 a {\displaystyle r_{\mathrm {M} }={\sqrt {rR}}={1 \over {\sqrt {8}}}a} ≈ 0.353553391 a {\displaystyle \approx 0.353553391a} 傍接球の半径 r E = 1 6 a {\displaystyle r_{\mathrm {E} }={1 \over {\sqrt {6}}}a} ≈ 0.408248290 a {\displaystyle \approx 0.408248290a} 頂点から傍心(傍接球の中心)までの距離 3 2 a {\displaystyle {\sqrt {\frac {3}{2}}}a} ≈ 1.224744871 a {\displaystyle \approx 1.224744871a} Remove ads 正六面体(切稜する) 切頂四面体(切頂する) 正八面体(更に深く切頂する) 切頂八面体(頂点と辺を削る) 立方八面体(Expansionを行う) 正二十面体(各面をねじる) 星型八面体(2つを複合させる) 5個の正四面体による複合多面体 10個の正四面体による複合多面体 デルタ六面体(2つを貼り合わせる) 正三角錐柱(角柱を追加) 正四角錐(角の数を増やす) 側錐三側錐欠損二十面体(三側錐欠損二十面体を追加) 三方四面体(各面の中心を持ち上げる) 正六面体(各面の中心を更に持ち上げる) 四方六面体(各面と各辺の中心を持ち上げる) 菱形十二面体(各面と各辺の中心を、四角形に分かれるように持ち上げる)菱形十二面体(各面と各辺の中心を、四角形に分かれるように持ち上げる) 正十二面体(各頂点をねじる) 正四面体リング(輪状に並べる) 正五胞体(5つを4次元空間内で貼り合わせる) 正十六胞体(16個を4次元空間内で貼り合わせる) 正六百胞体(600個を4次元空間内で貼り合わせる) Remove ads Jackson, Frank and Weisstein, Eric W. [in 英語]. "Regular Tetrahedron". mathworld.wolfram.com (英語). ウィキメディア・コモンズには、四面体に関連するカテゴリがあります。 Remove adsWikiwand in your browser!Seamless Wikipedia browsing. On steroids.Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.Wikiwand for ChromeWikiwand for EdgeWikiwand for FirefoxRemove ads
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