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ガンダムシリーズの漫画作品 ウィキペディアから
『機動戦士ガンダム MS BOYS -ボクたちのジオン独立戦争-』(きどうせんしガンダム エムエスボーイズ ボクたちのジオンどくりつせんそう)は、高山瑞穂による漫画作品。角川書店のガンダムシリーズ専門誌『ガンダムエース』にて連載された。
アニメ『機動戦士ガンダム』の舞台である一年戦争を舞台に、オデッサ作戦直前に地球に降り立ったジオン公国軍の少年兵の体験を描いた外伝作品である。
本作オリジナルキャラクターのほか、作者の高山による漫画「機動戦士ガンダム 極東MS戦線記」(『コミックボンボン夏休み増刊号』(1997年)に掲載、『ガンダム短編集』(2006年)に再録)や、ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』(高橋がコミカライズを担当)、『機動戦士ガンダム MS戦線0079』に登場するキャラクターやモビルスーツ (MS) なども登場する。
宇宙世紀0079年10月、ジオン公国軍に志願し、MSパイロットとして地球のユーラシア大陸中央部の基地に赴任したクルト伍長とノビコフ軍曹は、事務連絡の手違いから戦闘用ではなく作業用MSのザクタンクを任されてしまう。
約1ヶ月後、ザクタンクで道路工事をする彼らは、地球連邦軍のオデッサ作戦による味方部隊の敗走に巻き込まれ、連邦軍のMS隊の攻撃を受けるが、最終的に「モンゴルの銀狼」ことボルドバヤル大尉率いる部隊に保護される。翌日、部隊とゲリラが共存する渓谷のアジトに到着するが、そこで「銀狼」は全員の前で「ジオンを捨てる」ことを宣言する。クルトはこれに反発し、夜にアジトから抜け出そうとするが連れ戻される。
翌日、連邦軍のタッカー中尉率いるMS隊がアジトを襲撃する。その目的は、ゲリラの少女サランことサイド6首相の娘であるアストリッドを連れ戻すことであった。クルトたちはザクタンクでサランを連れて脱出、その夜にブラウアー隊と合流する。サランはザクタンクで村に戻ろうとするが、途中でタッカーの部隊と遭遇してしまい、「銀狼」が敵を道連れにしようと自爆したことを聞かされる。絶体絶命のサランたちの前にブラウアー隊が運んできた「銀狼」のザクが現れ、タッカーたちを撃退するが、そのザクに搭乗していたのはクルトであった。彼らはブラウアー隊とともにキャリフォルニアベースを目指す。
キャリフォルニアベースでは、サランを守るためにクルトは「銀狼」に、サランはクルトになりすます。12月、北米大陸北西部の守備の任に就き、クルトは持ち前の才能を開花させ「銀狼」の名に劣らぬ活躍を見せるが、連邦軍の「蒼い死神」と呼ばれるMSに敗北する。連邦軍によるキャリフォルニアベース攻略戦のさなか、再びタッカーの部隊、および敵味方かまわず爆撃をおこなう黒幕のマロリー中佐と交戦し勝利する。そして、彼らはひとりでも多くの同胞を宇宙に帰すためにマスドライバーを防衛し、ザクタンクで再び「蒼い死神」の前に立ちはだかる。
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