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楊万春(ヤン・マンチュン、日本語読み:よう ばんしゅん、朝鮮語:양만춘、ラテン文字:Yang Manchoon, DDH-973)は、大韓民国海軍の駆逐艦。広開土大王級駆逐艦の3番艦。艦名は、高句麗の将軍で唐軍と戦った楊万春に由来する。
楊万春 | |
---|---|
基本情報 | |
建造所 |
大宇重工業 玉浦造船所 |
運用者 | 大韓民国海軍 |
艦種 | 駆逐艦 |
級名 | 広開土大王級 |
艦歴 | |
起工 | 1996年 |
進水 | 1998年9月30日 |
就役 | 2000年6月30日 |
要目 | |
基準排水量 | 3,200t |
満載排水量 | 3,990t |
全長 | 135.4m |
最大幅 | 14.2m |
吃水 | 4.2m |
機関 | COGAG方式 |
主機 |
LM2500 ガスタービン × 2基 ディーゼルエンジン × 2基 |
推進 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 |
ガスタービン(58,000HP) ディーゼル(8,000HP) |
速力 | 最大速 29ノット |
乗員 | 300名 |
兵装 |
127mm単装砲 × 1基 ゴールキーパー 30mmCIWS × 2基 Mk 41VLS 16セル ハープーンSSM4連装発射筒 × 2基 Mk 32 3連装短魚雷発射管 × 2基 |
搭載機 | リンクス × 1機 |
C4ISTAR |
KNTDS リンク 11 KDCOM-I SSCS Mk 7 |
レーダー |
AN/SPS-49(v)5 対空捜索 × 1基 MW08 低空警戒/対水上 × 1基 STIR-180 射撃指揮 × 2基 AN/SPS-95K航海 × 1基 |
ソナー |
DSQS-21BZ 艦底 × 1基 SQR-220K曳航 × 1基 |
電子戦・ 対抗手段 |
SLQ-200(v)5K SONATA 電子戦装置 KDAGAIE Mk2 チャフ・フレア展開装置 × 4基 |
「楊万春」は、KDX-Iに基づく3,200トン級駆逐艦として大宇重工業玉浦造船所で建造され、1996年起工、1998年9月30日進水、2000年6月30日に就役した。
2008年7月、リムパック2008に参加。12月24日に合同参謀本部は、イラクに派遣しているザイトゥーン部隊の撤収に伴い、車両110台や装備品など2000種類を積載した外国籍の13,000トン級貨物船を護衛するため、翌25日にクウェートシュアイバ港を出港し1月中旬頃に帰国すると発表し、合わせてこの護衛作戦を通じて2009年にソマリア沖の海賊対処のために遠洋派遣の実況調査を行なうとされる[1]。
2009年7月3日、日韓救難共同訓練のため「DDH-978 王建」とともに舞鶴に入港し[2]、7月6日には日本海にて「DE-229 あぶくま」、「DD-111 おおなみ」、P-3哨戒機など3機とともに参加した[3][4]。
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