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三重県鈴鹿市にある神社 ウィキペディアから
式内社、伊勢国一宮。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。三重県では伊勢神宮・二見興玉神社に次いで3番目に参拝者数の多い神社であり、2013年には1,455,000人が参拝した[1]。
猿田彦大本宮とも呼ばれる。猿田彦大神を祀る神社の総本社とされる。
社伝によれば、垂仁天皇27年、倭姫命に下った神託により、猿田彦大神の墳墓の近くに「道別大神の社」として社殿が造営されたのを創始とする。史料における初見は、天平20年(748年)6月17日の『大安寺伽藍縁起並流記資財帳』である。当社は一般に『延喜式神名帳』に記載される「椿大神社」として伊勢国一宮に比定される。
社伝によれば、猿田彦大神の末裔の行満大明神は修験道の開祖であり、役行者を導いたとのことで、中世には修験神道の中心地となった。なお、現宮司は、行満大明神の末裔であるという。
明治4年(1871年)に郷社、昭和2年(1927年)に県社に列格。昭和10年(1935年)、内務省神社局の調査により、全国約2千社の猿田彦大神を祀る神社の総本社「地祗猿田彦大本宮」とされた。しかし、それらの神社で当社と実際に関係があるものは少数である。一方で、「椿大明神」を祀る「椿神社」は全国各地に存在している。
昭和62年(1987年)、アメリカ合衆国カリフォルニア州にアメリカ椿神社(現在のアメリカ椿大神社(ワシントン州))を創建し、神道の普及活動を開始。
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