植竹須美男

日本の脚本家 (1968 - 2023) ウィキペディアから

植竹 須美男(うえたけ すみお、1968年[1] - 2023年2月15日[2])は、日本脚本家栃木県出身[1]。主にアニメを中心に活動していた。ぶらざあのっぽ出身。

来歴

東京デザイナー学院卒。アニメーション監督の西本由紀夫とは同級生であった。

ぶらざあのっぽに所属して小山高生に師事したのち、独立してフリーとなる。デビュー間もない時期は脚本会議で緊張する事が多く、ジミー大西と似ていたことから小山が「ジミーちゃん」と呼び、ギャグのフリに植竹が応えることで場を和ませ、緊張をほぐしていたという。学生時代は本の虫で、通っていた高校の図書室では、目ぼしいものを読破してしまっていた[3]。独立後は柳沢テツヤに重用され、しばしば監督作品に参加した。

原作を担当している『少女奇談まこら』は掲載誌の月刊少年ファング休刊により長らく未完であったが、作品の好評を受けて電撃コミックジャパン誌上において完結まで連載し、2011年より全6巻の完全版コミックスが刊行された。

2020年代以降は体調不良により脚本としての作品参加が少なくなっていた。2023年2月10日に容体が急変して救急搬送されたが、同年2月15日に死去した。54歳没。逝去後に放送された『ウルトラマンブレーザー』第9話・第10話の連作が遺作となった。同番組の最終回のエンディングクレジットでは、シリーズ脚本スタッフの紹介欄の末尾に「植竹須美男さんに感謝を込めて」という一文が挿入された。

作品リスト

要約
視点

※括弧内は放送話、並び順は放送順

TVアニメ

シリーズ構成(脚本)

1997年
2001年
2004年
2005年
2007年
2011年
  • R-15(1・2・3・5・12)
2015年

脚本

1992年
1993年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2009年
2010年
2014年
2015年
2016年
2017年
2020年
2022年

OVA

1996年

ドラマCD

1998年
  • トリフェルズ魔法学園物語
2014年
2018年

テレビドラマ

2021年
2023年

小説

漫画(原作)

脚注

関連項目

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