椋神社
秩父郡市内に5つある神社 ウィキペディアから
椋神社(むくじんじゃ)は、「延喜式神名帳」に掲載された武蔵国秩父郡の式内社である。同名社が秩父郡市内に5社を数え、明治政府はいずれの神社にも式内社と称することを許したという。
- 椋神社(埼玉県秩父市下吉田)
- 椋神社(埼玉県秩父郡皆野町皆野)
- 椋神社(埼玉県秩父郡皆野町野巻)
- 椋神社(埼玉県秩父市蒔田)
- 椋神社(埼玉県秩父市蒔田)
- 五所神社(埼玉県秩父市伊古田)…秩父市下吉田の椋神社を分霊したと言われている。
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ここでは、埼玉県秩父市下吉田に鎮座する椋神社について記載する。
概要
旧社格は県社。元は井椋(いくら)五所大明神と号しており「いくらじんじゃ」が本来の呼称である。近世になり地元以外から「むくじんじゃ」と読まれることが多くなり現在の呼称になったという。例祭の際に龍勢を打ち上げる秩父吉田の龍勢は有名である。
明治17年(1884年)10月31日、秩父困民党の決起集会が行われた場所でもある。秩父事件120周年を迎えた2004年には、記念作品映画「草の乱」の撮影が行われた。
祭神
下吉田椋神社
中蒔田椋神社
上蒔田椋神社
由緒
社伝によれば、日本武尊が東征の折創建したという。
神殿の造立起源は和銅3年(710年)、多治比真人が籾五斗と荷前を奉ったことという。
社格
神階
椋神
近代社格制度
椋神社
- 明治六年 - 郷社
- 明治15年6月15日 - 県社
- 大正10年10月4日 - 神饌幣帛料供進神社
摂末社
一の鳥居左側の境内社
- 両神神社
本殿左側の境内社の合殿
- 稲荷神社、菅原神社、白鳥神社
本殿左側の境内社の合殿
- 神明神社、琴平神社、諏訪神社
本殿左側の境内社
- 若宮八幡社 - 大正5年11月13日に秩父十郎武綱の館の邸内社を合祀
文化財
- 国指定重要無形民俗文化財
- 秩父吉田の龍勢
- 秩父市指定有形文化財
- 椋神社本殿
- 八幡神社旧本殿
- 筋かぶと
アクセス
下吉田椋神社
中蒔田椋神社
上蒔田椋神社
所在地
- 埼玉県秩父市下吉田7377
脚注
関連項目
外部リンク
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