東経142度線

東経142度線（とうけい142どせん）は、本初子午線面から東へ142度の角度を成す経線である。北極点から北極海、アジア、太平洋、オーストラレーシア、インド洋、南極海、南極大陸を通過して南極点までを結ぶ。東経142度線は、西経38度線と共に大円を形成する。

142°

東経142度線

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通過する地域一覧

東経142度線は、北極点から南極点まで南に向かって以下の場所を通っている。

地理座標	国土・領土・領海	備考
北緯90度0分 東経142度0分	北極海
北緯76度3分 東経142度0分	ロシア	ノヴォシビルスク諸島・ファデエフスキイ島、ゼム・ブンゲ
北緯74度55分 東経142度0分	東シベリア海	サンニコフ海峡
北緯73度55分 東経142度0分	ロシア	ノヴォシビルスク諸島・大リャーホフスキー島（英語版）
北緯73度16分 東経142度0分	東シベリア海	ドミトリー・ラプテフ海峡（英語版）
北緯72度43分 東経142度0分	ロシア
北緯58度59分 東経142度0分	オホーツク海
北緯53度28分 東経142度0分	ロシア	樺太
北緯51度31分 東経142度0分	間宮海峡
北緯48度56分 東経142度0分	南樺太	樺太（ ロシアが実効支配）
北緯48度30分 東経142度0分	間宮海峡
北緯47度39分 東経142度0分	南樺太	樺太（ ロシアが実効支配）
北緯47度16分 東経142度0分	間宮海峡
北緯46度56分 東経142度0分	南樺太	樺太（ ロシアが実効支配）
北緯45度58分 東経142度0分	宗谷海峡
北緯45度28分 東経142度0分	日本	北海道: — 宗谷総合振興局 — 留萌振興局（北緯44度54分 東経142度0分から） — 上川総合振興局（北緯44度53分 東経142度0分から） - この付近では留萌・上川両振興局境を計7回通過 — 留萌振興局（北緯44度52分 東経142度0分から） — 上川総合振興局（北緯44度48分 東経142度0分から） - 北緯44度50分 東経142度0分付近では留萌・上川両振興局境を2回通過、北緯44度49分 東経142度0分付近で3回通過 — 留萌振興局（北緯44度39分 東経142度0分から） - 北緯44度42分 東経142度0分で留萌・上川両振興局境を計4回通過 — 空知総合振興局（北緯44度0分 東経142度0分から） — 胆振総合振興局（北緯42度51分 東経142度0分から） — 日高振興局（北緯42度33分 東経142度0分から）
北緯42度30分 東経142度0分	太平洋	北緯39度47分 東経142度0分付近で明神崎を通過
北緯39度38分 東経142度0分	日本	本州: — 岩手県 - 重茂半島・船越半島・大島
北緯39度24分 東経142度0分	太平洋	日本・父島（北緯27度5分 東経142度10分）の西を通過 日本・母島（北緯26度42分 東経142度7分）の西を通過
南緯2度58分 東経142度0分	パプアニューギニア
南緯9度12分 東経142度0分	アラフラ海	オーストラリア・トレス海峡諸島（南緯10度7分 東経142度5分）の西を通過
南緯10度42分 東経142度0分	カーペンタリア湾
南緯11度46分 東経142度0分	オーストラリア	クイーンズランド州 ニューサウスウェールズ州（南緯29度0分 東経142度0分から） ビクトリア州（南緯34度7分 東経142度0分から）
南緯38度18分 東経142度0分	インド洋	オーストラリア当局は当海域が南極海の一部である旨を主張している[1][2]
南緯38度24分 東経142度0分	オーストラリア	ビクトリア州 — レディー ジュリア パーシー島（英語版）
南緯38度25分 東経142度0分	インド洋	オーストラリア当局は当海域が南極海の一部である旨を主張している
南緯60度0分 東経142度0分	南極海
南緯66度49分 東経142度0分	南極大陸	アデリーランド - フランスが領有権主張

脚注

1. Darby, Andrew (22 December 2003). “Canberra all at sea over position of Southern Ocean”. The Age. http://www.theage.com.au/articles/2003/12/21/1071941610556.html 13 January 2013閲覧。
2. “Indian Ocean”. Encyclopaedia Britannica. 13 January 2013閲覧。

関連項目

• 東経141度線
• 東経143度線