東山三条駅
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東山三条駅(ひがしやまさんじょうえき)は、かつて京都府京都市東山区にあった京阪電気鉄道京津線の停留場。1997年(平成9年)の京都市営地下鉄東西線開業に伴い京津線京津三条 - 御陵間とともに廃止され、代替駅である「東山駅」に役割が引き継がれた。
三条通上に設けられた停留場で、南北に走る東山通の東側に対向式のホームがあった。乗降用ステップを備えた車両しか停車できない関係から、普通列車のみが停車し、急行(1981年廃止)・準急は通過していた。
1978年(昭和53年)9月までは東山通を走る京都市電東山線と平面交差しており、市電の東山三条停留場との乗換駅でもあった。この東山線との間には、第二次世界大戦中に連絡線が設けられ、戦中戦後には市電側から屎尿輸送の貨物電車が京津線に乗り入れた。その後この連絡線は撤去されている。
もともと当停留場廃止まで、三条駅を介して京阪線と大津線とにまたがる運賃は、それぞれを合算した額が基本だったが、当駅だけは例外で、京阪線系統の駅から三条駅までの運賃に少し上乗せしたような額が適用されていた。
地下鉄東西線開通に伴う当停留場の廃止後、代替駅となる地下鉄東西線の駅は「東山駅」となるが、京都市営バス・京都バス・京阪バスの停留所には現在もその名が残っている[1]。
安全地帯形式の相対式ホーム2面2線を有する停留場であった。前述のとおり、当停留所は乗降用ステップを備えた車両しか停車できないため普通列車を除く各種別は通過した[注釈 1]。
廃止前の各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである。
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