トップQs
タイムライン
チャット
視点
村田らむ
日本のルポライター、イラストレーター、漫画家 ウィキペディアから
Remove ads
村田 らむ(むらた らむ、1972年10月26日 - )は、日本のルポライター、イラストレーター、漫画家、カメラマン[1][2]、YouTuber。愛知県名古屋市出身[3]。九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業[1][4]。
主に「ホームレス」「ゴミ屋敷」「新興宗教」「スラム街」「青木ヶ原樹海」「廃墟」など、多くの人が見ないようにするネタを中心に取材する[5][1][6]。潜入・体験取材を得意とし[7][8]、ホームレスや樹海の取材歴は20年を超える[9][7][10]。『東洋経済オンライン』『TOCANA』『紙の爆弾』『本当にあった愉快な話』『楽待』などで連載。近年は、YouTubeやトークイベントなど活躍の場を広げている[1]。
著書に『樹海考』『ホームレス消滅』『禁断の現場に行ってきた!!』『ゴミ屋敷奮闘記』『「非会社員」の知られざる稼ぎ方』『人怖』『危険地帯潜入調査報告書』(丸山ゴンザレスと共著)など多数[1][7][8]。
Remove ads
略歴
1972年、愛知県名古屋市生まれ[1][7]。名古屋市立桜台高等学校、九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業[1][4]。卒業後、フリーのイラストレーターとして上京[9][11]。点描画で知られるイラストレーター・レオ澤鬼に弟子入り[11]、澤鬼が2019年に亡くなるまで、23年間弟子だった[12]。25、26歳くらいから、2社の日刊紙でイラストを描く[9]。当時イラストレーターとして仕事をしていたデータハウス社のムック『いやらしい2号』で、ルポライターとしてホームレスに取材をした[9]。
1999年から約2年かけて西成(あいりん地区)を取材・執筆し、2001年に単行本『こじき大百科―にっぽん全国ホームレス大調査』を刊行したが、労働組合から差別であると抗議を受けて、すぐに絶版になった[9][13]。しかし名前が売れたことで、この後、3社に持ち込んだ企画が全て採用され、引き続き、ホームレスの記事を書くことになった[9]。
潜入・体験取材を得意とし、オウム真理教や自己啓発セミナーなどにも潜入、青木ヶ原樹海への取材は100回ほどにのぼる[8][14]。YouTubeチャンネル『フジクラム』で共演する『やや日刊カルト新聞』の 藤倉善郎とは[15][16]、UFO宗教「ラエリアン・ムーブメント」に潜入中に知り合った[14]。村田は「やや日刊カルト新聞」のメンバーではないが、コラボ漫画を書いたり、一緒に取材に行くなどしている[17][18][19]。
2017年、活動歴20年目にして「週刊東洋経済オンライン2017新人賞」を受賞した[20]。
2020年、格安マンションを購入した経験をもとに、高齢化や自主管理の実情などについてコラムを執筆した[21][22]。また、大阪への出張が多い時期に大阪市西成区のシェアハウスも借りていた[23][24]。
YouTube
2023年にYouTubeチャンネル「村田らむのリアル現場主義!!」を開始。雑誌媒体の縮小を背景に自分主導の発信を志向し、現地へ向かう道程を映しつつ、その事件について解説する「らむ散歩」を主力企画として、撮影・編集・BGM制作まで1人で行っている[25]。2025年には登録者10万人を超え、YouTubeのシルバー・クリエイターアワード(銀の盾)を受領した[26]。
Remove ads
著書
単著
- 『こじき大百科―にっぽん全国ホームレス大調査』 2001年5月、データハウス
- 『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン裏マニュアル』 2002年7月、データハウス
- 『ホームレス大図鑑』 2005年、竹書房
- 『東京Dスタイル食堂』 2008年、アクセス・パブリッシング
- 『ホームレスが流した涙』2009年10月、ぶんか社
- 『裏仕事師 儲けのからくり』2012年、三才ブックス
- 『ホームレス大博覧会』2013年、鹿砦社
- 『ゴミ屋敷奮闘記』2014年、有峰書店新社
- 『フクモモ』2014年11月、有峰書店新社
- 『軍艦島と巨大廃墟たち』2015年、有峰書店新社
- 『歌舞伎町路地裏写真館』Kindle版、2015年、パブー
- 『ホームレススーパースター列伝』2015年、LOFT BOOKS
- 『禁断の現場に行ってきた!!』2015年、鹿砦社
- 『廃村 昭和の残響』2017年、有峰書店新社
- 『樹海考』2018年、晶文社[10]
- 『美しい昆虫写真 (らむの本)』Kindle版、2020年1月
- 『ホームレス消滅』2020年、幻冬舎新書
- 『危険領域 潜入日記―西日本編 Part.1―』2020年12月、サイゾー
- 『危険領域 潜入日記-青木ヶ原樹海編-』2020年12月、サイゾー
- 『危険領域 潜入日記-アジア編-』2020年12月、サイゾー
- 『誰もが見て見ぬふりをする禁忌(タブー)への潜入で見た誰かにとっての不都合な現実 』2021年、竹書房
- 『人怖 人の狂気に潜む本当の恐怖』2021年、竹書房
- 『「非会社員」の知られざる稼ぎ方』2022年1月、光文社新書
- 『人怖2 人間の深淵なる闇に触れた瞬間』2022年10月、竹書房
- 『禁忌(タブー)への潜入で見た残酷な現実』2023年3月、竹書房
- 『フリーランス稼業成功の心得―東洋経済ONLINE BOOKS No.1』2023年4月、東洋経済新報社
- 『にっぽんダークサイド見聞録<わたしの旅ブックス52>』2024年4月15日、産業編集センター[1]
- 『樹海怪談 潜入ライターが体験した青木ヶ原樹海の恐ろしい話』2024年5月、彩図社
- 『人怖3 人を恐怖で染める日常の狂乱』2024年10月、竹書房
- 『獣怖 動物たちが織成す狂氣の物語』2025年3月、竹書房
漫画原作
共著
- 『元祖ハムケツ』久井めぐみ:共著、有峰書店新社、2014年5月
- 『潜入!!ニッポン“禁断の秘境”大全〜怖くて不思議な日本の“異空間”編~』、大洋図書、2014年1月
- 『実録怪談 最恐事故物件』北野誠,大島てる,住倉カオス:共著、竹書房、2021年5月28日[31]
- 『マンガ 実録!日本の怪村 絶対に行ってはいけない村』日本の怪村研究会:著、宝島社、2016年11月[32]
- 『危険地帯潜入調査報告書』丸山ゴンザレス:共著、竹書房、2019年6月
- 『危険地帯潜入調査報告書 : 裏社会に存在する鉄の掟編』丸山ゴンザレス:共著、竹書房、2022年3月[33]
- 『東京の怖い街』、興陽館、2022年7月[34]
- 『なにかがいる~オウマガトキFILM 心霊調査報告書~』、日本文芸社、2022年7月
- 『ちび本当にあった笑える話 死ぬかと思った!!』、ぶんか社、2023年10月
- 『国道1号線怪談』吉田悠軌, 夜馬裕, 黒木あるじ, 村田らむ, 大島てる, 田中俊行:著、KADOKAWA、2025年6月
- 『危険地帯潜入調査報告書 : 予期せぬ大惨事!? 初めての海外二人取材編』丸山ゴンザレス:共著、竹書房、2025年10月
- 『日本に実在する怖い村について』(このマンガがすごい! comics)山口敏太郎:共著、宝島社、2025年11月[35]
イラスト、漫画
- 『マンガついていったらこうなった (実録コミック)』多田文明:著, 清野とおる:イラスト, 村田らむ:イラスト、イースト・プレス、2008年6月
- 『マンガ資本主義大崩壊―マスコミが書かない「金融危機」の真相』、イースト・プレス、2009年5月
- 『クロスバイク最新購入ガイド』、コスミック出版、2012年10月
- 『千葉あるある』小島チューリップ:著、ティー・オーエンタテインメント、2014年7月
執筆、連載
- 月刊「紙の爆弾(鹿砦社)」で連載
- 『シックスサマナ』第15,17,21,26,28号、共著
- 『東洋経済オンライン』の記事一覧(2017年から)
- 『楽待不動産投資新聞』のコラム一覧
- 『村田らむの日本DEEP探訪』、楽待公式YouTubeチャンネル
- 『TOCANA』の記事一覧(2017年から)
- 『ケムール』の記事一覧
- 『あいである広場』の記事一覧
- 『週刊女性PRIME』の記事一覧
- 『ソコイジNEWS』- やや日刊カルト新聞
Remove ads
出演
テレビ
- 『ニッポン国民の皆さん田村淳でございます』、TBS、2010年3月29日[36]
- 『~裏ネタワイド~ DEEPナイト』「ホームレスを食い物にする悪徳医師の実態」、テレビ東京、2014年5月22日[36]
- 『キ号冒険学校が行く!』、エンタメ〜テレ、2014年10月4日 - [37]
- 『戦慄トークショー 永野が震える夜』「恐怖!村田らむのゴミ屋敷&事故物件特殊清掃奇譚」、MONDO TV、2019年[38]
- 『じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜』、テレビ東京、2019年3月28日[39]
- 『緊急検証! 国盗り怪村キングダム 〜第7回紅白オカルト合戦〜』、ファミリー劇場、2023年1月20日[40]
- 『ふぉ〜ゆ〜〜ギリギリな人について行ってみた〜』「福田&松崎がホームレスの実態調査」、関西テレビ、2025年5月21日[41][42]
映画
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads