朽木 綱条(くつき つなえだ)は、丹波国福知山藩の第11代藩主。福知山藩朽木家12代。諱は綱條とも記される。
生涯
享和元年(1801年)10月17日、第9代藩主朽木倫綱の長男として生まれる。文化7年(1810年)6月19日、第10代藩主・朽木綱方の養子となる。佐藤一斎に師事するなど、早くから聡明だったといわれる。文化14年(1817年)4月15日、11代将軍徳川家斉に拝謁する。同年12月16日、従五位下・隠岐守に叙任する。文政3年(1820年)6月6日、綱方の隠居により家督を継いだ。
文政6年(1823年)2月2日、大坂加番を命じられる。文政11年(1828年)9月1日、奏者番に就任する。要職を歴任して将来は老中にも期待されたが、これが出費を招き、さらに領内も凶作が相次いで財政に苦しんだといわれる。天保7年(1836年)5月28日に養父に先立って死去した。享年36。跡を養子の綱張が継いだ。
系譜
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