本屋の森のあかり
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『本屋の森のあかり』(ほんやのもりのあかり)は、磯谷友紀による日本の漫画。
講談社の『One more Kiss』で2006年から2007年まで連載されたのち、同誌の休刊後には『Kiss』での不定期連載を経て『Kiss PLUS』2013年1月号(2012年12月発売)まで連載された。単行本は全12巻。作者にとっては初の連載作品である。第1巻から第5巻前半まで東京本店編が展開され、第5巻後半から名古屋支店編が始まり、第8巻からはソウル支店編も同時に展開されている。
各話の副題は文学作品や童話および詩などから取られている。
本が大好きな書店員高野あかりは、田舎の支店から東京の本店へ異動となる。そこで出会ったのは、人間よりも本を愛する副店長の寺山杜三。今までとは違う大規模な書店で、仕事に四苦八苦しながらも、やはりこの仕事が好きだと実感する。本を通して様々な嗜好と事情を持つ客や店員たちと関わりながらあかりは成長していく。
幅広いジャンルの本に精通し生きる書店のような杜三は周囲から頼られ尊敬されているが、一方で本の森に埋もれるように生き他者と深く関わることができないという孤独を抱えていた。あかりはそんな彼に惹かれていき告白するが、杜三は「あかりさんの時間がもったないですよ」と拒絶する。それでも、あかりは想い続けることをやめられなかった。
同僚の加納緑は、プライドが高く斜に構えたところがあるが、確かな知識と本への愛情を持っていた。出会って間もないころはあかりを小馬鹿にしていた緑だったが、共に働くうちに彼女に惹かれていった。本店での数年の勤務の後、あかりは欠員補充として、緑は副店長として、二人揃って名古屋店への異動を命じられた。あかりは一年ほどでまた本店へ帰ることになっているが、杜三は別れを惜しみ、彼女に惹かれていることを自覚しだした。
表記される年齢は登場当初のものであり、作中では数年の時間が経っていく。
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