服部悟

日本の裁判官 (1951-) ウィキペディアから

服部 悟(はっとり さとる、1951年10月22日 - )は、日本の元裁判官愛知県出身[1]東京大学卒、ハーバード大学ハーバード・ロー・スクール修了。

佐賀地方裁判所佐賀家庭裁判所所長、福岡高等裁判所部総括判事を歴任。

経歴

人物

  • 司法修習・任官の同期に、市村陽典奥田隆文倉吉敬松本芳希村瀬均安井久治などがいる。
  • 佐賀地家裁所長に就任した際、記者会見で「初代司法卿が輩出した近代司法制度発祥の地で、裁判員制度という意義ある改革を迎えることに感慨を覚える。吉野ケ里遺跡焼き物などの深い歴史を、県民が大切にしている印象がある」と述べた[1]

担当訴訟

東京地裁部総括判事として

  • 2002年10月11日、地下鉄サリン事件松本サリン事件等で使用されたサリンなどの製造を担当した遠藤誠一死刑判決を言い渡した(一審東京地裁裁判長)。
  • 2004年1月30日、同じく地下鉄サリン事件・松本サリン事件等で使用されたサリンなどの製造を担当した土谷正実に死刑判決を言い渡した(一審東京地裁裁判長)。

福岡高裁部総括判事として

著書

  • 『刑事訴訟の実務』上下(新日本法規)共著

脚注

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