Loading AI tools
日本の長崎県南島原市の川 ウィキペディアから
有家川(ありえがわ)は、島原半島の雲仙岳南麓を南へ流れ下り、有明海南部へ注ぐ二級河川である。流域は長崎県南島原市に属するが、源流域は雲仙市にも属する。島原半島では千々石川・有馬川に次ぐ3番目の河川規模をもつ。
清水川・見岳川・有家川の3本の準用河川が下流域で合流する。二級河川に指定されているのは3河川の合流点から河口までの2.2kmだが、雲仙盆地から西有家の北部を流れて合流する清水川は10.3kmの長さがある。
雲仙山系の南西部から南部にかけて連なる、絹笠山(標高879m)・矢岳(標高940m)・高岩山(標高881m)を水源とする。絹笠山と矢岳に挟まれた雲仙盆地(雲仙温泉)から清水川、矢岳の東側斜面から有家川、両河川に挟まれた高岩山の南側斜面から見岳川が流れ出す。
清水川源流部の雲仙温泉を除けば、上流域は森林に覆われた急斜面である。川はそれぞれ雲仙岳の斜面に谷を刻んで南へ流れる。清水川にある「一切経の滝」「戸の隅滝」、有家川の「鮎帰りの滝」など名所になっている滝もある。
斜面が緩くなると長野・慈恩寺・見岳などの集落があり、川の両岸に田畑が広がる。見岳川と有家川が合流し、続いて清水川が合流する。
下流域は、西の須川(すかわ)、東の蒲河(かまが)と連続した扇状地が形成され、田畑とともに西有家・有家の中心部となる街並みが広がる。川は田畑や住宅地の中を流れ、有明海へ注ぐ。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.