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千葉県東金市にある寺院 ウィキペディアから
最福寺(さいふくじ)は、千葉県東金市にある単立寺院で、古くは顕本法華宗に属していた。山号は安國山。本尊は一塔二尊四師。 通称は、東金開運大黒天、八鶴湖畔の最福寺
最福寺 | |
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八鶴湖より最福寺伽藍を望む | |
所在地 | 千葉県東金市東金1693 |
位置 | 北緯35度33分46秒 東経140度21分37秒 |
山号 | 安國山(あんこくざん) |
宗旨 | 単立 |
宗派 | 日蓮宗系 |
寺格 | 本山 |
本尊 | 一塔二尊四師 |
創建年 | 大同2年(807年) |
開山 | 最澄 |
中興年 | 文明11年(1479年)2月 |
中興 | 小納言坊日近阿闍梨(しょうなごんぼうにちごんあじゃり) |
正式名 | 安國山 最福寺 |
別称 | 東金開運大黒天、八鶴湖畔の最福寺 |
文化財 | 大鰐口、天台智者大師画像(絹本著色)、金刺繍釈迦涅槃図、花鳥雪中兎.竹に雀/伝明呂紀筆(絹本著色)、朱印状寫し ①天正19年(1591年)11月 家康発給 ②元和3年(1617年)3月17日秀忠更新 ③寛永18年(1641年)家光更新 ④寛文6年(1666年)家綱更新、板倉甲斐守の寄進状「寛保2年(1742年)12月の紀年銘有」、聖徳太子彫像、寛政2年(1720年)作成の「西福寺平面見取図」、御旅所の扁額「正徳2年(1712年)6月の紀年銘有、木彫大黒福聚天像/運慶作、中興開山日近及び中興二世日繁染筆の曼荼羅本尊/天文、元亀、永禄の紀年銘有 |
公式サイト | 東金の歴史を見守る最福寺。 |
法人番号 | 7040005010059 |
この寺の創建年代については不詳であるが、元は天台宗に属しており、一説によれば日本天台宗の祖最澄により創建されたという。1479年(文明11年)当時の住職が法華宗妙満寺派に改宗し、上総国土気城主酒井定隆の援助により中興したという。
徳川家康が来訪したこともあり、来訪時に住職であった日善上人は駿府に招かれるなど交友を深め、寺には家康と日善上人の銅像が建っている[1]。江戸時代には江戸幕府から朱印状が与えられ、妙満寺派(現在の顕本法華宗)本山輪番上総十ヶ寺の一つであった。本堂の主要な柱は浅草寺の古材を譲り受けたものとされる。
1941年3月、顕本法華宗は日蓮宗、本門宗と合同し(新)日蓮宗となる。戦後、顕本法華宗再独立派は日蓮宗より独立し(新)顕本法華宗となり身延残留派は日蓮宗に残存、その他は単立寺院となる。
当寺は1954年に単立寺院となり現在に至る。
2011年に発生した東日本大震災の影響で本堂が傾いたため、金剛組による修繕工事が行われ、2013年に修復が完成している。
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