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『最強最後のカラテ』(さいきょうさいごのカラテ)は、1980年1月19日に公開された空手を題材とする日本のドキュメンタリー映画[2]。製作=三協映画、配給=東映洋画。
『週刊少年チャンピオン』に連載された梶原一騎原作の映画化で、梶原唯一の監督作。『地上最強のカラテ』(1976年)、『地上最強のカラテ2』(1976年)に続く「極真カラテ映画三部作」の一本[3]。
1979年11月に東京日本武道館で行なわれた「第二回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」をメインに、世界のあらゆる格闘技を追う[4]。
第二回オープントーナメント全世界空手道選手権大会に合わせ[5]、映画の製作が決まった[5]。1979年5月から同年8月まで、世界のあらゆる格闘技を追い、21ヵ国・28ヶ所で約300日の長期ロケを行った[4]。製作費6億円[4]。岡田茂東映社長が当時、盛んに外部資本の取り込みを狙い[6]、映連会長だった岡田は、梶原とも密な付き合いだったとされる[7]。梶原が岡田から製作費のうち、1億5,000万円を借りたといわれる[5]。
東映が当時東京都内に3つ持っていた洋画系劇場、丸の内東映パラス・新宿東映パラス・浅草東映パラスと[8]、STチェーン(東映洋画・松竹・東急レク連合)が持つ東急レックス・新宿東急・池袋東急3館の計6館で一本立て公開[1]。地方の劇場はイタリア映画『ブラッフ』との併映[1]。
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