最勝寺 (江戸川区)
東京都江戸川区にある寺院 ウィキペディアから
最勝寺(さいしょうじ)は、東京都江戸川区平井にある天台宗の寺院。通称「目黄不動尊」、正式名称は「牛宝山(ごほうざん)明王院最勝寺」である。

本尊
歴史
寺伝によれば、貞観2年(860年)、円仁(慈覚大師)により隅田川畔(現在の墨田区東駒形)に草創され[3]、元慶元年(877年)、円仁の高弟良本阿闍梨により開山されたという[4][注釈 1][3]。
近世には牛島神社(牛嶋神社、牛御前社、牛ノ御前、墨田区向島一丁目)の別当寺を務めた。なお、牛島神社も貞観2年、円仁の草創伝承をもっている。
明治初年、神仏分離により別当をつとめていた牛島神社の本地仏であった大日如来像が最勝寺に遷座された[1]。
大正2年(1912年)、寺は駒形橋の架橋工事による区画整理で本所表町の旧地から南葛飾郡下平井(現在地)へ移転した[4][1][3]。
文化財
- 木造不動明王坐像 - 江戸川区登録有形文化財・彫刻、昭和56年1月13日告示[5]。右目は大きく見開いていて悪事を許さない、一方左目が半開きになっているのは慈悲の表れであると言われている。拝観は住職に声をかければ可能である。
墓所
札所等
交通アクセス
- バス
脚注
参考文献
関連項目
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