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日本英語学会(にほんえいごがっかい、英: The English Linguistic Society of Japan)は、英語学(English linguistics)の研究、すなわち英語の共時的・通時的研究及び言語理論の進歩・発展に寄与することを目的として1983年に設立された日本の学会。 会員数約1,400人。初代会長は東北大学名誉教授の安井稔。現会長は東北大学教授の金子義明。
日本英語学会は、1983年に上智大学で行われた大会をもって設立された[1]。毎年秋に全国大会が開かれ、2008年からは春に国際春季フォーラムが行なわれている。機関誌として、大会プロシーディングズのJELS、 ならびに学会ジャーナルのEnglish Linguistics (EL) を発行している (後者は年2回発行)。JELSは2014年発行の第31号より電子化されCD-ROMで会員に送付されている。ELは全編英語で執筆され、日本言語学会刊行の「言語研究」とともに日本の言語学界の代表的な研究誌とされている。2008年発行の第25巻まではグリーンを表紙のカラーとして採用していたが、2009年発行の第26巻からブルーを基調としたデザインに変更された。
代 | 期間 | 氏名(就任時の職名) |
---|---|---|
初代 | 1983年~1988年 | 安井稔(筑波大学教授、東北大学名誉教授) |
第2代 | 1988年~1992年 | 長谷川欣佑(東京大学教授) |
第3代 | 1992年~1996年 | 宇賀治正朋(東京学芸大学教授) |
第4代 | 1996年~2000年 | 河上誓作(大阪大学教授) |
第5代 | 2000年~2004年 | 中島平三(東京都立大学教授) |
第6代 | 2004年~2007年 | 千葉修司(津田塾大学教授) |
第7代 | 2007年~2008年6月13日 | 天野政千代(名古屋大学教授) |
第8代 | 2008年8月19日~2010年 | 原口庄輔(明海大学教授) |
第9代 | 2010年~2013年 | 稲田俊明(九州大学教授) |
第10代 | 2013年~2017年 | 大庭幸男(関西外国語大学教授、大阪大学名誉教授) |
第11代 | 2017年〜2019年 | 伊藤たかね(東京大学教授) |
第12代 | 2019年~2021年 | 廣瀬幸生 (筑波大学教授) |
第13代(現職) | 2021年~ | 金子義明(東北大学教授) |
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