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日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
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日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社 は、東京都港区麻布台に本社を置くITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業。インドの世界有数のコングロマリットタタ・グループ中核企業であるタタ・コンサルタンシー・サービシズ(Tata Consultancy Services:TCS)と三菱商事による合弁会社であり、三菱グループでは三菱広報委員会に属する。 TCSは世界46カ国150カ所でおよそ60万人超の社員を擁しており、ブランド格付会社Brand Finance(英国)発行のITサービス業界2024のブランド価値ランキングにおいてはアクセンチュアに並び2位を記録している。
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概要
タタは、1868年に創業し、10 業種、主要企業 30 社で構成され、従業員数は90万人超、世界 100 カ国以上で幅広い事業を展開している。2021年度のグループ売上高は約16.3兆円(1ルピー=1.7円)。
タタの中核事業は自動車、製鉄、ITであり、タタ・モーターズ(自動車)(2021年度売上高約4.6兆円)タタ・スチール(製鉄)(同約4.3兆円)、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)(同約3.2兆円)が、それぞれの事業を主導している。紅茶メーカーのテトリーやジャガー・ランドローバーといった有名ブランドもグループの傘下にある。
タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は、1968年にタタ・グループの IT サービス企業として設立され、50 年以上の歴史を持つ 。欧米での売上高が圧倒的に多く、近年、時価総額および利益面でトップを走るタタ・グループ最大のグループ企業となっている。タタ・グループの統括会社タタ・サンズのNatarajan Chandrasekaran会長は、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)出身。
2004年日本法人設立。2014年7月、タタ コンサルタンシー サービシズ ジャパン 株式会社、株式会社 日本 TCS ソリューションセンター、株式会社 アイ・ティ・フロンティアを統合し、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社が発足し、事業を拡大させている。
2015年日本顧客専用のデリバリーセンターであるJapan-centric Delivery Center (JDC) をインドに開設し、デリバリー体制を強化。2018年TCS Pace Port™ Tokyo、2021年PRISM Tokyo、2021年ニアショアセンター@東京、2022年Digital Continuity Experience Center (DCEC) を相次いで開設している。
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事業所
歴史
- 2001年4月 - 株式会社アイ・ティ・フロンティアは、三菱事務機械株式会社(1964年設立)、株式会社エイ・エス・ティ(1983年設立)、株式会社アイティコマース(1986年設立)、株式会社エム・シー・テクノサーブ(1994年)、株式会社シリウス(1996年設立)の三菱商事グループのシステム関連企業5社を統合し発足。出資比率は三菱商事と日本アイ・ビー・エムの4対1であった。
- 2009年4月 - 三菱商事の100%子会社化[注釈 1]。
- 2011年12月 - 本社を東京都中央区晴海から東京都港区芝公園へ移転。
- 2014年7月 - インド財閥・タタグループのITサービス企業(タタコンサルタンシーサービシズ)の旧日本法人と合併、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社となる。
- 2023年10月 - 本社を東京都港区芝公園から東京都港区麻布台へ移転、六本木オフィスを開設。
関連項目
- タタ・グループ - インド最大財閥。タタコンサルタンシーサービシズ(IT)・タタ自動車・タタ製鉄を中心に展開。
- NAKAJIMA RACING(チーム総監督:中嶋悟氏) - タイトルスポンサー兼テクノロジーパートナーである同社の支援を受けて全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)に、TCS NAKAJIMA RACINGとして参戦している。
- Kids Drone Project(キッズドローンプロジェクト) - 同社が2019年度よりCSR活動として取り組む、子どもたちのプログラミング的思考を養うこと目的として無償で提供している出張授業。
脚注
外部リンク
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