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新谷 雅弘(しんたに まさひろ、1943年 - )は、日本のエディトリアルデザイナー、アートディレクター。
大阪市立工芸高校、多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。多摩美術大学入学直後に装幀家の菊地信義と出会い、共同制作を繰り返したのち、たどり着いたのが本のデザインだった[1]。卒業後は恩師の福田繁雄の紹介で、アド・センターに入社。グラフィックデザイナーで絵本作家の堀内誠一の助手となる[2]。1970年、堀内誠一とともに雑誌「an・an」(平凡出版・現マガジンハウス)の創刊に参加し、170号まで携わる。1975年、「Made in U.S.A.1-2」(読売新聞社)、「POPEYE」(マガジンハウス)を1976年の創刊から80号まで手がける。「BRUTUS」(1980年〜)、「Olive」(1982年〜)でもそれぞれ創刊からアートディレクターを務め、マガジンハウスの雑誌の典型的なスタイルを生み出した[3]。また、堀内の没後出版となった「堀内誠一の空とぶ絨毯」「パリからの旅(改訂版)」では装幀・デザインを担当[4]。
ほかにデザインを手がけた雑誌に「鳩よ!」「Hanako」「GINZA」「MUTTS」(以上マガジンハウス)、「たくさんのふしぎ」(福音館書店)「マミイ」(小学館)など[5]。
1979年、ユニット「パレットクラブ」発足。メンバーは、イラストレーターのペーター佐藤、原田治、安西水丸、新谷雅弘の4人。多摩美術大学では非常勤講師も務めた[3]。
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