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抗血小板剤(こうけっしょうばんざい、英語: anti platelet agents)は、血小板の凝集を阻害することで、主に白色血栓を作らないようにする作用を持つ薬剤である。抗血小板薬(こうけっしょうばんやく)ともいう。
抗凝固剤がフィブリンの形成を阻止して、赤色血栓を阻害するのとは異なり、動脈硬化巣での血栓形成を防止する。トロンボキサンやプロスタグランジンに関与する薬剤と、cAMP濃度とカルシウムイオン濃度が血小板凝集に関係するのでその2つを標的とする薬剤の2つに大きく分けられる。さらに、血小板凝集に関わる受容体グリコプロテインIIb/IIIaを遮断する3つめの薬が開発されている。
多くの場合、アスピリンとADP/P2Y阻害薬[1](クロピドグレル、プラスグレル、チカグレロルなど)との組み合わせが、どちらかの薬剤単独の場合よりも高い効果があるため、使用される。 これは「二剤抗血小板療法」(抗血小板薬2剤併用療法、DAPT; Dual AntiPlatelet Therapy)として知られている。
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