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北山修と杉田二郎による楽曲 ウィキペディアから
『戦争を知らない子供たち』(せんそうをしらないこどもたち)は、1970年に発表された、北山修が作詞し、杉田二郎が作曲した楽曲。
「戦争を知らない子供たち」は、1970年11月5日に発売された全日本アマチュア・フォーク・シンガーズのシングル。
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B面
「戦争を知らない子供たち」は、1971年2月5日に発売されたジローズの2枚目のシングル。
杉田二郎の歌唱は左スピーカーから、森下悦伸(ジローズでは森下次郎名義)の歌唱は右スピーカーからしかそれぞれ聴こえない。イヤホンを使用し、片耳を外した状態で聴くと一方の歌しか聴こえない現象が発生する(ヴォーカルを左右に振り分ける手法は杉田が前年まで活動していたはしだのりひことシューベルツでも「さすらい人の子守唄」や「マイ・ハート」などで取られていた)。
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教科書問題が話題になった1983年に、北山が続編「戦争を知らない子供たち'83」の作詞に取り組んだ。様々なミュージシャンに作曲を依頼した結果、引き受けたのは坂庭省悟。坂庭とは、はしだのりひことクライマックスの楽曲「花嫁」でタッグを組んでいる。
1983年に高石ともや&ザ・ナターシャー・セブンが、京都市の円山公園音楽堂で行われたコンサート「第2回 夏の時代」で歌唱・演奏。その日のステージで曲の説明をした坂庭省悟(クレジットは「坂庭賢亨」名義)によると、北山の原詩が長過ぎたことから、ザ・ナターシャー・セブンバージョンに短縮して、編曲しなおしたという。その後正式にレコーディングされ、坂庭賢亨名義で自主制作盤として発売されている。
原曲は、その後北山のライブで歌われ、2007年発売のCDブック「今語る あの時 あの歌 きたやまおさむ -ザ・フォーク・クルセダーズから還暦まで-」の付録CDに収録されている。
2002年、アフガニスタン戦争の状況にふれた今川夏如が、「戦争しか知らない子どもたち」を作詞・作曲。野田淳子や太田真季らがライブで歌い、CD化されている。
1971年には、本曲と同題名の北山による書籍がブロンズ社から出版され、ジローズの歌唱によるシングルのヒットと並行してベストセラーになった。1971年7月時点で42刷・20万部以上を発行している[7]。
1974年を舞台としたさくらももこ原作のアニメ「ちびまる子ちゃん」、1995年11月5日放送の「まる子文化祭へ行く」の劇中で、まる子が出掛けた文化祭のステージ発表で中学生がこの歌を歌っている。
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