慶源郡
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慶源郡(キョンウォンぐん)は朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道に属する郡。1977年から2005年にかけてはセビョル郡(새별군)またはセッピョル郡(샛별군)と呼ばれていた。なお、セビョルは朝鮮語の固有語で「あたらしき星(明けの明星)」の意味[1]。
咸鏡北道の北東部に位置し、豆満江に面している。
郡人民委員会が所在するセビョル邑は、郡の北寄りにある。北に穏城郡、西南に会寧市、東南に慶興郡と隣接し、豆満江の対岸は中華人民共和国吉林省琿春市で、セビョル邑に近い柳多島で橋が架かっている。
高句麗、渤海国を経て女真族の居住地であり、高麗・朝鮮王朝との間に争奪が繰り広げられ、15世紀前半に朝鮮王朝の支配下に入った。
この節の出典[2]
豆満江を境にして中国琿春市と接している。北部屈指の炭田である。
豆満江沿岸の褐炭炭田(咸北北部炭田)の一部を構成している。郡北部の訓戎(훈융)・下面(하면)、郡中部の古乾原(고건원)が日本統治時代から開発が進められた炭坑として知られ、現在も操業が行われている。
1945年8月15日時点で、慶源・安農・東原・龍徳・有徳・阿山の6面があった。
現在は1邑・3労働者区・21里を管轄する。
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当地は「テレビジョン連続劇・旺載山」のロケ地であり、いわゆる「聖地」が郡内に存在する[3]
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