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作曲は各メンバーが手掛け、作詞は全曲通して、浜田省吾が担当している。
最終曲「去りし友よ」演奏後に隠しトラック(「雨上りのぶるーす」の一節)が収録されており、『AIDO Complete Collection』でも踏襲されている。
吉田拓郎のバックバンドとしてツアーに参加する合間を縫ってレコーディングされた。しかし初日は8時間かけて1曲も録れないなど制作は難航し、当初の予定を上回る長期間にわたってレコーディングが続けられることになった。
浜田は、当時のレコーディングの様子について「初めてヘッドフォンをして歌うと、あまりに自分が音痴で愕然とした」「自分のドラムは持ってなかったからレンタル・ドラムを使っていた」など苦労しながら制作したエピソードを語っている。アルバムが完成し「自分達こそが最高だ」と、確信していた浜田だったが、同時期にデビューしたシュガー・ベイブやセンチメンタル・シティ・ロマンスのアルバムを聴き、大きなショックを受ける。
発売当初のジャケットに使用された写真については、ディレクターの蔭山敬吾が別案を出していたが、最終的にメンバーが選んだものが採用された経緯がある。但し、浜田はミーティングの際にデザイナーの田島照久が「良くない」と発言したことを覚えており、田島も浜田が自分に同意したという。1982年に再発盤が発売されて以降は田島が新たにデザインしたジャケットに差し替えられ、CDでもそちらが使われている(シングル「二人の夏」も同じ経緯でジャケットが変更された)。
オリジナル盤のジャケットは、浜田のソロアルバム『初夏の頃 〜IN EARLY SUMMER〜』のCD-EXTRA機能で見ることができるが、『AIDO Complete Collection』では差し替え後のジャケットのみが紹介されている。
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