志村 みどり(しむら みどり)は、東京都出身の漫画家。本名:荒俣静枝[1]。
- 兄は作家の荒俣宏[1]。
- 藤子不二雄のアシスタントを務めたことがある。ドラえもんの「ロボ子が愛してる」のロボ子や、「しらゆりのような女の子」に登場する謎の美少女は志村の筆[2]。同じく藤子のアシスタントを務めたことのあるえびはら武司は、容貌や名前が似ていることから源静香のモデルが志村ではないかと考えているが、藤子からは偶然だと否定されている。
- アシスタント仲間数人で藤子・F・不二雄の娘の誕生を祝って起き上がりこぼしを用意し、志村が藤子宅へ届けたが、後にその起き上がりこぼしが、藤子が『ドラえもん』の着想を得るきっかけとなる[1]。
- 藤子・F・不二雄大全集『ウメ星デンカ』3巻(2012年、小学館)の解説を執筆している。なお、兄の荒俣宏も同全集の『オバケのQ太郎』12巻(2011年)の解説を執筆している。