徳島藩松帆台場跡

兵庫県淡路市にある砲台跡 ウィキペディアから

徳島藩松帆台場跡

徳島藩松帆台場跡(とくしまはんまつほだいばあと)は、兵庫県淡路市岩屋の松帆崎にある砲台跡。松帆砲台跡とも。国の史跡に指定されている[1]

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徳島藩松帆台場跡
徳島藩松帆台場跡

概要

幕末安政5年(1858年)、徳川幕府将軍家茂の幕命を受けた徳島藩により着工、文久元年(1861年)竣工。

建設の目的は、明石海峡対岸の明石藩舞子台場跡(国の史跡)と対になって両岸から黒船を挟撃することであったが、一度も使用されることはなく現在に至っている。台場はM字状になった堡塁を石垣で補強、大砲13門が設置されていた。砲台は真北にむいている。

現在は神戸製鋼の保養所「ゆうなぎ荘」敷地になっている。

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松帆台場跡
ゆうなぎ荘(右のくの字型建物)直下が石垣遺構で左方向にも伸びているのが見える

誤射

黒船には一度も使用されなかったが、文久3年(1863年)7月に幕府の3本マストの軍艦朝陽丸を誤って砲撃[2]し、舵付近を破壊している。この誤射で砲台司令の長坂三知は切腹している[3]

交通アクセス

脚注

外部リンク

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