庄内緑地公園駅
愛知県名古屋市西区にある名古屋市交通局の駅 ウィキペディアから
愛知県名古屋市西区にある名古屋市交通局の駅 ウィキペディアから
庄内緑地公園駅(しょうないりょくちこうえんえき)は、愛知県名古屋市西区山田町大字上小田井字東古川にある、名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)鶴舞線の駅である。駅番号はT02。
隣の上小田井駅の折り返し設備が完成するまで、名鉄犬山線直通列車以外は当駅で折り返していた。現在でも、上小田井駅が高架駅かつ名古屋鉄道の管理駅であることにより、台風や人身事故などで名鉄犬山線が不通になった場合に当駅で列車が折り返すことがある。
当駅と庄内通駅の間は庄内川の下を通る為、万が一の浸水に備え両駅間を仕切る防水扉が川寄りに設置されている。また庄内川の河川敷が広いため、自動車学校が多く存在している(#駅周辺参照)。
当駅の開業は、鶴舞線が浄心駅から当駅まで延伸開業した1984年(昭和59年)である[1]。以来約10年間、同線の始終点駅としての役割を果たした。計画時点での駅名は「庄内公園」だった。
その後の1993年(平成5年)8月、鶴舞線は上小田井駅まで延伸し、同時に名鉄犬山線と相互直通運転を実施することとなった。この時点で当駅は中間駅となったが、上小田井駅の折り返し設備が未完成であった。このため、当駅から上小田井までの区間を運転するのは、名鉄犬山線に直通する列車のみに限定され、鶴舞線内の折り返し列車は引き続き当駅発着とされた。これは、上小田井駅の折り返し設備が完成する1994年(平成6年)3月まで続いた。
相対式2面2線ホームを持つ地下駅。なお、赤池方面からやってきた電車は当駅で折り返すことが可能となっている[注釈 1](上小田井駅開業により、通常では「庄内緑地公園」始発・終着の列車の設定はないが、前述した通り名鉄犬山線不通時には折り返し駅として使われることがある)。
ホームが大きく湾曲してるため、端から端が見づらい。このため、列車進入時には、非常警笛を大音量で吹鳴する他、上小田井駅まで延伸開業する前、日中など本数が少ない時間帯は片側のみ使用していた。 現在でも犬山線不通時の折り返しの際には片側のみを使用する。
当駅は、鶴舞線運転区が管轄している。
最寄の停留所は、庄内緑地公園、庄内橋、小田井市場木となる。以下の路線が乗り入れ、名古屋市営バス(名古屋市交通局)により運行されている。経由する系統は少なく、名古屋駅や栄まで直通するため乗り換える客はそれほど多くないが、地下鉄と西区比良地区や北区楠地区を連絡する役割を果たしている。
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