広峰山
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広峰山(ひろみねさん)は、兵庫県姫路市中部に位置する山で西播丘陵県立自然公園に含まれている。
国土地理院1:25000地図や姫路市の地名では「広嶺山」と表記される(姫路市地名の読みは「ひろみねやま」)。また山頂にある神社は「広峯(廣峯)神社」と称するが、実際には「広峰(山)」も含め混用されている。
中世には広峯山城が置かれていた。1601年(慶長6年)の池田輝政の定書では山林・竹木の伐採が禁じられ殺生禁断の地とされた。江戸時代を通して広峯神社領であった。「旧高旧領取調帳」における石高は72石余り[1]。
主な登山道は東の白国からのものと西の平野からのものとが有り、1919年(大正8年)には両参道に街灯が設置される。さらに1935年(昭和10年)には白国から自動車用道路が開通する。1980年(昭和55年)には山上の一角に国民年金保養センター「ハイランドビラ姫路」(現・セトレ ハイランドヴィラ姫路)が開業する[2]。
2023年(令和5年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
かつては広峯神社の周囲に神職や御師などが数多く居住していたが、明治初期に神職の世襲が禁じられたことや昭和中期以後における産業構造の変化のために衰微し山を下りてしまっている。
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
戦前期においては、子弟は1000mの坂道を下りさらに2000m南方の城北小学校へ通学しており、そのために1年遅れで小学校に入学するのが常であった[2]。
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