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年ノ神6号墳(としのかみろくごうふん)は、兵庫県三木市島町にあった古墳。形状は方墳。年ノ神古墳群を構成した古墳の1つ。現在では墳丘は失われている。出土品は兵庫県指定重要文化財に指定されている。
年ノ神6号墳 | |
---|---|
所属 | 年ノ神古墳群 |
所在地 | 兵庫県三木市島町(字年ノ神) |
位置 | 北緯34度48分40.27秒 東経134度57分31.00秒 |
形状 | 方墳 |
規模 |
一辺10-13m 高さ0.85m |
埋葬施設 | 割竹形木棺直葬 |
出土品 | 銅鏡・玉類・武器・農工具・短甲・韓式土器ほか |
築造時期 | 5世紀中葉 |
史跡 | なし |
有形文化財 | 出土品(兵庫県指定文化財) |
特記事項 | 墳丘は非現存 |
地図 |
兵庫県南部、加古川支流の美嚢川を見下ろす丘陵尾根の緩斜面上に築造された古墳である。尾根上に分布する中期-後期の年ノ神古墳群12基のうちでは西端に位置する。1994年(平成6年)に山陽自動車道建設に伴う発掘調査が実施されている。
墳丘は尾根の東西を2本の溝で区切って構築されており、墳形は墳丘主軸を東西方向とする方形で、長辺13メートル・短辺10メートル・高さ0.85メートルを測る[1]。墳丘外表で葺石・埴輪は認められていない[1]。埋葬施設は割竹形木棺直葬1基で、墳頂において墓壙内に木棺を据える。埋葬施設は調査時点で未盗掘であり、東頭位と推定される棺の内外から、銅鏡・玉類・武器・農工具・短甲・韓式土器などが良好な遺存状態で検出されている[1]。築造時期は古墳時代中期の5世紀中葉頃と推定される[1]。
出土品は2004年(平成16年)に兵庫県指定重要文化財に指定されている。
発掘調査で埋葬施設から検出された副葬品は次の通り[1]。
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