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北九州市の橋 ウィキペディアから
常盤橋(ときわばし)は、福岡県北九州市小倉北区の紫川に架かる橋で、日本百名橋に選ばれた。長崎街道、唐津街道、中津街道、秋月街道、門司往還の起・終点でもあった。
今日ある橋は北九州市のマイタウン・マイリバー整備事業の一環として、1995年3月に架け換えられた。紫川下流に架かる十橋には「海」「石」「太陽」などそれぞれ自然にまつわるテーマがあり、常盤橋は「木の橋」[1]となっている。
主要部にはボンゴシ材、高欄手摺にはチーク材が使われている。なお、自動車が通れない人道橋である。橋の西詰には江戸時代後期の橋脚、東詰には明治時代に設置されていたものを復元した広告塔や伊能忠敬・測量200年記念碑がある。
1611年、筑前六宿が整備された。遅くとも1624年9月までには、橋が架けられた(細川藩日帳)。当初から幕末まで大橋と呼ばれ、元禄からは常盤橋とも呼ばれるようになった。参勤交代や外国文物・産品の往来のほかに、武士が多く住む西曲輪と町人が多く住む東曲輪を結ぶ橋として、上流にある豊後橋と共に使われた。明治時代、県の直轄管理(1881年)となり、鉄橋(1889年)となったが、上流に勝山橋、紫川橋ができると、その役割は小さくなっていった。
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